56.体調不良(神宮寺勇太) ページ6
岸side
マネージャーさんと話した結果、撮影続行不可能ということで、東京に帰ることになった。
残りの撮影は、東京で改めて撮影することに…。
移動車に戻って、みんなに伝えた。
仕方ないよな…。
紫耀side
撮影続行不可能で、今から東京に帰ることに…。
神｢Zzz…。｣
起きたら、座薬入れてあげよ…。
帰りの移動車の中は、めっちゃ静かだった…。
少ししてから、神が目を覚ました。
神｢…？｣
紫耀｢神？｣
神｢…？｣
海人｢神？大丈夫？｣
海人｢大丈夫か？｣
廉｢…。｣
とりあえず…水分補給…。
紫耀｢神？少しだけ水分補給しよう？｣
神｢…うん。ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
海人｢熱測る？｣
紫耀｢うん。｣
海人から体温計を受け取って、脇に挟んだ。
紫耀｢気分は？大丈夫？｣
神｢…うん。｣
身体がキツいんだろうな…またすぐ寝そう…。
ピピピ…ピピピ…。
ピピピ…ピピピ…。
紫耀｢38.6℃。神？座薬入れてあげよか？身体、キツいでしょ？｣
神｢…ｺｸﾘ。｣
腰にタオルを掛けてあげて、いざ挿入…。
神｢ん〜…。｣
紫耀｢気持ち悪いだろうけど、ちょっと辛抱してね？｣
よし、入った。
紫耀｢終わったよ。お疲れ様。｣
神｢…ｺｸﾘ。…Zzz。｣
またすぐ寝ちゃった。
今夜は、明日オフの海人の家にお泊まりが決定。
紫耀｢座薬入れたから、夜はシッカリ寝てくれると思うから。｣
海人｢うん。わかった。｣
都内に着いて、先に海人の家へ。
俺が神をおんぶして、寝室まで運ぶことに…。
海人がドタバタ、アイスノンを準備してくれて、ゆっくりベッドに寝かせた。
神｢ん〜…。｣
紫耀｢そのまま寝てていいよ？大丈夫だから。｣
神｢…気持ち悪い…。｣
紫耀｢気持ち悪い？げぇしそう？｣
神｢…わかんない。｣
寝ぼけてるから、ちょっと１回身体を起こすか…。
海人｢紫耀、洗面器持って来た!!｣
紫耀｢さすが、海人!!ありがとう。神？げぇしたかったら、していいよ？｣
神｢…。｣
一応、口元に洗面器をセット。
背中をさすってるけど…大丈夫そうかな…？
海人｢車酔いしてたのかな？｣
紫耀｢かも。｣
神｢おぇ…。｣
嘔吐き始めたから、スッキリさせてから寝かせようかな…。
夜中にげぇしちゃったら、海人が大変だし…。
少ししてから、水っぽいのをげぇげぇし始めて、落ち着いたのを見計らって、手洗いうがいを済ませた。
洗面器もキレイにして、神はそのまま就寝。
あとは海人に任せて、俺、岸くん、廉は、それぞれの家に帰った。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年9月26日 23時
