44.体調不良(神宮寺勇太) ページ44
神side
おぇ…。
ドロッ…ドロッ…。
ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。
おぇ…。
ドロッ…。
紫耀side
あとで水で流さないとだ…。
紫耀｢大丈夫。大丈夫。そのままげぇしていいよ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。うっ…。ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
その場にしゃがみ込んじゃった神。
紫耀｢海人？水とタオルちょうだい？｣
海人｢あ、うん。…はい。｣
紫耀｢ありがとう。神？ここで口の中キレイにしよ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
ん？
何か…血みたいなのが混ざってる？
とりあえず先に、神にうがいさせよ。
紫耀｢神？口の中キレイにして、少し寝よ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺｸﾘ…ゲホッゲホッ…。｣
げぇしちゃった場所の反対側で、口の中をキレイにした…。
海人side
神がすぐ寝れるように、片付けと換気を急いでした。
汚れたタオルは…とりあえず、別の場所へ移動。
大きめタオルを敷いて、バックで枕を作って…。
廉side
手を念入りに洗ってと…。
ってか、神が吐いたやつに血みたいのが混ざってたんよね…。
大丈夫なんかな…？
紫耀side
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
落ち着いたかな？
紫耀｢岸くん？神を車の中で休ませてあげて？｣
岸｢おう。｣
神のことは、岸くんと海人に任せて、俺はここの掃除。
水はあるけど…ティッシュが無いみたいで…。
どうしよう…。
岸side
神宮寺の脇…熱いな…。
海人｢岸くん、寝る準備出来てるよ!!｣
岸｢おう!!ありがとな!!｣
水分補給…出来るかな…？
岸｢水分補給するか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾌﾙﾌﾙ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢ちょっとだけ飲むのもイヤか？｣
神｢ゲホッゲホッ…おぇ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
今、嘔吐いたから、水分補給はまたあとにするか…。
身体をゆっくり横にして、俺の上着を掛けた。
岸｢気持ち悪くないか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾌﾙﾌﾙ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢まだ気持ち悪いか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺｸﾘ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
海人｢岸くん？俺のタオル使って？汚れても大丈夫だから…。｣
岸｢いいのか？｣
海人｢うん。｣
海人が貸してくれたタオルを、神宮寺の口元に広げて、ゆっくり背中をさすり続けた。
廉side
ティッシュ無くなったから、ちょっとトイレットペーパーを１個だけ拝借したらアカンかな？
ごめんなさい…。
１個だけ…拝借させてもらいます…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
