30.体調不良(神宮寺勇太) ページ30
岸side
…息を…止めれば…
大丈夫…。
大丈夫…。
紫耀side
凄い早歩きで、キッチンからアイスノンと冷えピタを持って、リビングから、出て行っちゃった…。
まぁ、まだ掃除途中だから、仕方ないか…。
岸side
…紫耀に悪いことしちゃったな…。
あとで謝っとこ…。
海人side
あ、岸くん戻って来た。
岸｢はい。アイスノンと冷えピタ。｣
海人｢ありがとう。｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
冷えピタ貼って、アイスノンもスタンバイして…。
海人｢神？お待たせ。寝ようか？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
ゆっくり横にさせて、毛布掛けた。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
海人｢よしよし…。｣
岸｢海人？俺、紫耀を手伝ってくるな？｣
海人｢…うん。わかった。｣
神…寝れるかな…？
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
呼吸が荒い…。
岸side
ふぅ〜…。
シッカリしろ!!
俺!!
紫耀side
よし…こんなもんかな…。
カーペットは…買い替え決定…。
においが取れなかった…。
あれ？
岸くん…また戻って来た…。
岸｢紫耀、悪ぃ…。｣
紫耀｢ん？何が？｣
岸｢…手伝うわ。｣
紫耀｢…？岸くん？もう、気分は大丈夫なの？｣
岸｢うん。大丈夫。…ごめんな。｣
紫耀｢よかった。元気になって。｣
岸｢おう。｣
その後、２人で黙々と最後の片付けをして、掃除終了。
２人で神の様子を見に寝室へ。
海人side
神…寝苦しそう…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
頬っぺが凄く熱い…。
紫耀｢海人？｣
海人｢あ、紫耀？｣
紫耀｢神、どんな感じ？｣
海人｢少し前に熱を測ったら、39.4℃だった。｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢高いな…。海人？今日１人で大丈夫？｣
海人｢…うん。大丈夫。俺だってもう大人だし。｣
紫耀｢だよな。じゃぁ、何かあったら、連絡して？｣
海人｢うん。｣
紫耀｢あ、俺たち、まだいるから、今のうちにシャワー浴びておいで？｣
海人｢え？いいの？｣
紫耀｢うん。｣
海人｢じゃぁ、急いで浴びて来るね!!｣
紫耀｢ゆっくりでいいよ？｣
海人｢ありがとう!!｣
よし!!
急いで浴びて来よ!!
紫耀side
神がこんなに高い熱を出すの珍しいな…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ゲホッゲホッ…おぇ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
夜中にげぇしたら大変だから、一式準備しとくか…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
