25.体調不良(神宮寺勇太) ページ25
紫耀side
寒いのかな？
紫耀｢神？寒い？｣
神｢ﾌﾙﾌﾙ…。｣
紫耀｢大丈夫？｣
神｢…ｺｸﾘ。｣
岸｢海人が来るまで、俺たちいるから、安心しろよ？｣
神｢…ｺｸﾘ。｣
冷えピタを貼ってから、寝室の電気を消して、俺たちはリビングに戻った。
紫耀｢20時00分前か…。｣
岸｢海人、何時頃に来るんだっけ？｣
紫耀｢22時00分頃。｣
岸｢22時00分頃か…。｣
紫耀｢もしかしたら、今日の夜、熱のピークが来ちゃうかもね…。｣
岸｢海人、１人で大丈夫かな？｣
紫耀｢ん〜…。心配ではあるけど、海人ももう大人だから、大丈夫だよ。｣
岸｢だな。｣
夜ご飯の片付けをしたり、２人でテレビを観たりしてたら、あっという間に21時20分過ぎに…。
神side
ﾊｧﾊｧﾊｧ…。
凄く気持ち悪い…。
…紫耀…。
熱い…。
ﾊｧﾊｧﾊｧ…。
…紫耀…。
助けて…。
ﾊｧﾊｧﾊｧ…。
紫耀side
岸くんと一緒にバラエティー番組を観てたら、フラフラしながら、神が起きてきた。
何も言わずに、フラフラしながら、ソファーに寄り掛かりながら座ってる、俺の脚の間に寝転んだ。
紫耀｢どうした？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢神宮寺？どうした？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
ちょっと熱測ろうかな…。
紫耀｢神？ちょっと熱測るよ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢毛布持って来るな？｣
紫耀｢うん。ごめんね。｣
ピピピ…。
紫耀｢39.0℃。神？キツいね？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢毛布持って来た!!｣
とりあえず、神が寒くないように毛布を掛けた。
岸｢熱どうだった？｣
紫耀｢39.0℃。上がってきてる。｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…。おぇ…。｣
ん？
今、嘔吐いた？
紫耀｢神？もしかして、げぇしそうなんじゃない？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
岸｢タオル、口元に広げとくか？｣
紫耀｢だね。｣
岸くんがタオルを持って来てくれて、口元に広げてくれた。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…気持ち悪い…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢気持ち悪い？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
とりあえず、毛布の中に手を入れて、背中をさすることに…。
横向きに寝てるから、その辺は大丈夫かな…。
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
もしかしたら、海人が来る頃か、俺たちが帰った後に、げぇしちゃいそうだな…。
海人が来る前に…落ち着いてくれたらいいけど…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
