18.体調不良(神宮寺勇太) ページ18
岸side
ピンポーン…ピンポーン…。
あ!!来た!!
岸｢はーい。｣
紫耀｢遅くなってごめんね？これ、頼まれたやつ。｣
岸｢おう。ありがとな。｣
紫耀｢うん。…神は？｣
岸｢今のところ落ち着いてて、まだ寝てる。｣
紫耀｢そっか。｣
リビングに移動して、冷えピタを冷蔵庫へ。
あ、バナナが入ってる。
岸｢紫耀？｣
紫耀｢ん？｣
岸｢このバナナ食っていいか？｣
紫耀｢え？あ、うん。｣
岸｢やった!!｣
バナナ２本、いただきました!!
神side
ん〜…。
ゲホッゲホッ…。
ゲホッゲホッ…。
…喉が痛い…。
ゲホッゲホッ…。
ゲホッゲホッ…。
岸side
ん？
起きたかな？
岸｢紫耀？ちょっと、神宮寺の様子見てくるな？｣
紫耀｢俺も行く。｣
２人で寝室へ。
神｢ゲホッゲホッ…。｣
岸｢目、覚めたか？｣
神｢…ｺｸﾘ…。｣
紫耀｢神？大丈夫？｣
神｢…紫耀？｣
水分補給させてから、熱測るか…。
岸｢神宮寺？１回水分補給しよ？な？｣
神｢…ｺｸﾘ…。ゲホッゲホッ…。｣
ゆっくり、身体を起こしてと…。
神｢ゲホッゲホッ…ゲホッゲホッ…。｣
タオル…タオル…!!
紫耀side
神が今にも、げぇしそうな勢いの咳をしてる…。
とりあえず、背中をさするか…。
岸side
激しく咳き込んだから、急いでタオルを口元にあてた。
神｢おぇ…。｣
岸｢吐いていい。吐いていい。何も気にするな。｣
神｢げぇぇ…。ゲホッゲホッ…。｣
岸｢大丈夫…大丈夫…。｣
涙目になってるから、出たかな？
紫耀｢神、汗かいてる…。｣
岸｢あとで、着替えさせないとだな…。｣
紫耀｢だね。｣
落ち着いたかな？
岸｢タオル外すぞ？｣
神｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ｺｸﾘ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
よしよし…。
少しだけ吐いてたな…。
もろのやつじゃなくて助かった…。
洗面器を使って、簡単に口をゆすがせてから、水分補給。
神｢ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
次は熱を測るぞ!!
体温計を脇に挟んでと…。
岸｢気持ち悪さとかはないか？｣
神｢…ｺｸﾘ…。喉が痛い…。｣
岸｢だろうな。｣
ピピピ…。
岸｢38.6℃。どうする？また、病院に行くか？｣
神｢…ﾌﾙﾌﾙ…。｣
紫耀｢とりあえず、着替えさせてから、様子見る？｣
岸｢だな。｣
着替えを準備してと…。
服を脱がせた瞬間、鳥肌がぶあーって…。
寒いよな…。
急いで、新しい服に着替えさせてから、もう１回水分補給。
…腹…減ってないかな…？
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
