11.体調不良(神宮寺勇太) ページ11
岸side
アイス…アイス…。
あ、棒アイス発見。
岸｢はい、アイス。｣
神｢…あり…ゲホッゲホッ…ありがとう…。｣
岸｢おう。｣
廉｢帰ったで〜。｣
岸｢おう。おかえり。｣
廉｢神の寝る準備してくるわ。｣
岸｢おう。｣
神宮寺…アイス食べたいって言ったけど…全然、食ってないんだけど…。
岸｢神宮寺？あんまり無理に食べたら、腹壊すぞ？｣
神｢…ゲホッゲホッ…。ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ…。｣
あ、舐め始めた…。
廉side
枕カバーもベッドシーツも、毛布もキレイになったし、これで気持ちよく寝れるやろ。
さて、神を連れて来ますか？
廉｢神？そろそろ寝なアカンで？｣
神｢…うん。ゲホッゲホッ…。｣
廉｢アイス食い終わったら、歯磨きして、トイレ行ったら、寝室行くで？ええな？｣
神｢…うん。｣
結局、アイス完食出来んで、残りは岸さんへ。
歯磨きさせて、トイレ行って、そのまま寝室へGO。
アイスノンと冷えピタ、飲み物、タオルも準備済み。
岸｢廉？俺、今日、泊まるから、シャワー浴びてきていいか？｣
廉｢おん。｣
じゃぁ、その間に神を寝かせますか。
廉｢神？寝る前に熱測るで？｣
神｢ｺﾞﾛｺﾞﾛ…ｺﾞﾛｺﾞﾛ…。｣
廉｢痰、出そうなら出してええで？｣
神｢ゲホッゲホッ…ゲホッゲホッ…。｣
廉｢出らんか…。｣
ピピピ…。
廉｢38.1℃。下がってきてるから、明日には元気になってるかもしれへんな。｣
神｢…うん。廉？｣
廉｢ん？｣
神｢ありがとう…。ゲホッゲホッ…。｣
廉｢おん。お互い様やけどな。さっ、水分補給して、寝るで？｣
神｢うん。…ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
水分補給もシッカリさせて、冷えピタも貼って…。
廉｢神が寝るまでおるから、安心して寝え？｣
神｢…ｺｸﾘ。｣
熱も少し下がったから、すぐ寝に入ったわ…。
神｢Zzz…。｣
神を起こさないように、静かに寝室を出て、リビングへ。
もう22時00分か…。
岸｢ふぅ〜。サッパリした。神、寝た？｣
廉｢おん。熱も38.1℃まで下がってたから、朝まで寝るかもしれん。｣
岸｢いやぁ〜、マジで廉がいて助かったわ!!｣
廉｢何もしてへんけどな。｣
岸｢廉は明日、仕事？｣
廉｢おん。朝イチで地方。｣
岸｢マジか!?｣
廉｢だから、そろそろ帰るわ。｣
岸｢おう。｣
廉｢あとは頼んだで？｣
岸｢任せろ!!｣
あとは岸さんに任せて、俺は帰宅。
大丈夫かな？
岸さん１人で…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
