01.体調不良(神宮寺勇太) ページ1
岸side
俺…今、神宮寺の家にいるんだよね…。
実は、神宮寺の体調が良くなくて…。
神｢ゲホッゲホッ…。｣
岸｢大丈夫か？｣
神｢ゲホッゲホッ…。｣
岸｢苦しいな…？｣
神｢咳が…キツい…。｣
今日、久しぶりに全員でダンスレッスンだったんだけど、レッスン始まる前から、神宮寺がやたら咳き込んでて、俺が連れて帰ってきた。
紫耀も廉も海人も、レッスンの後に個々の仕事が入ってたから…。
神｢ゲホッゲホッ…。｣
岸｢神宮寺？ちょっと、熱測ろうな？｣
神｢ゲホッゲホッ…うん…。｣
ピピピ…。
37.3℃…。
そこまで高くないか…。
岸｢水分補給するか？｣
神｢ゲホッゲホッ…ｺｸﾘ…。｣
岸｢少しずつ飲めよ？｣
神｢ｺﾞｸｺﾞｸ…ｺﾞｸｺﾞｸ…。｣
水分補給も問題なく出来てるから、明日になったら良くなってるかもしれないな…。
岸｢少し寝とけ？な？｣
神｢…うん。ゲホッゲホッ…。｣
毛布を掛け直してから、俺は寝室を出た。
神side
実は昨日から徐々に咳が出始めて、今日は最悪…。
身体もダルいし、咳は止まらないし…。
レッスンが終わってから、岸くんが、俺を連れて帰って来てくれたんだよね…。
ゲホッゲホッ…。
あぁ〜…苦しい…。
ゲホッゲホッ…。
…頑張って…寝よ…。
ゲホッゲホッ…。
Zzz…。
Zzz…。
岸side
…17時30分過ぎか…。
ちょっと、様子を見に行くかな…。
…。
静かに寝室に入ると、まだ寝てた。
神｢Zzz…。｣
大丈夫そうだな…。
とりあえず、今のうちに、神宮寺の夜ご飯を作るか…。
静かに寝室を出て、キッチンへ。
うどんでいいか…。
神side
ゲホッゲホッ…。
ゲホッゲホッ…。
おぇ…。
…うっ。
…。
…ｺﾞｸｯ。
危ない…吐くところだった…。
岸side
よし、出来た。
そろそろ、神宮寺を起こしに行くか…。
寝室に入ったら、神宮寺、起きてた。
岸｢体調どうだ？｣
神｢…うん。ゲホッゲホッ…。｣
岸｢大丈夫か？｣
神｢…うん。｣
岸｢うどん、作ったけど食うか？｣
神｢…うん。ゲホッゲホッ…。｣
うどんを食べさせる為に、神宮寺を連れて、リビングへ。
岸｢先に熱を測ろうな？｣
神｢…うん。｣
ピピピ…。
37.5℃…。
岸｢ちょっとだけ上がってきてるな…。｣
神｢ゲホッゲホッ…。｣
岸｢今、うどん、持ってくるから待っててな？｣
神｢ありがとう…。｣
うどん…少なめにしとくか…。
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作者名：ＫＣ | 作成日時：2021年4月25日 22時
