そばにいるよ(04)★リク★ (ページ46)

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46.感染性胃腸炎(髙橋海人) ページ46

紫耀side

少しずつ食べさせてるけど、心ここに在らず状態…。

紫耀｢海人？もしかして、気持ち悪い？｣
海人｢…ﾌﾙﾌﾙ…。｣
紫耀｢大丈夫？｣
海人｢…ｺｸﾘ…。｣

ホントに大丈夫かな…？

小さいカップアイスだったから、完食出来た。

紫耀｢おいしかった？｣
海人｢…ｺｸﾘ…。｣
神｢紫耀、これ、夜の薬。｣
紫耀｢あ、うん。ありがとう。｣

整腸剤だけだから、身体がキツいね…。

紫耀｢海人？軽く顔洗って、歯磨きして寝ようか？｣
海人｢…ｺｸﾘ…。｣

簡単に顔を洗って、歯磨きさせて、トイレも済ませて、ベッドへ。

神｢部屋、薄暗くしようか？｣
紫耀｢うん。お願い。｣

枕元にタオルと、トイレットペーパーを入れた袋も準備した。

紫耀｢安心して寝な？みんなそばにいるから？｣
海人｢…ｺｸﾘ…。｣

トン…トン…トン…。

トン…トン…トン…。

もう少ししたら寝るな…。

瞬きが遅くなってきた…。

海人｢Zzz…。｣
紫耀｢やっと寝た。｣
廉｢朝まで寝れたら、ええな…。｣
紫耀｢うん。｣
神｢じゃぁ、俺たちも部屋に戻るね？何かあったら、電話して？｣
紫耀｢うん。分かった。｣
岸｢じゃぁ、おやすみ。｣
神｢おやすみ。｣
廉｢おん。｣
紫耀｢おやすみ。｣

神と岸くんが部屋に戻って、俺たちは交代でシャワーを浴びた。

廉side

俺が先にシャワーを浴び終えて、静かに薄暗い部屋で、ゲーム中。

海人｢Zzz…。｣

海人も寝れてるみたいで、ホントひと安心。

あ、紫耀が戻って来た。

紫耀｢海人、寝れてる？｣
廉｢おん。起きんかったで。｣
紫耀｢よかった…。｣

明日、海人の撮影は午後からだから、比較的朝はゆっくり出来る。

海人の落ち着き方をしばらく見てから、23時00分頃、俺たちも就寝。

海人side

…？

…何か気持ち悪い…。

凄く吐きそうな訳じゃないけど…。

手汗が…。

ちょっと身体起こそう…。

袋…袋…。

あった…。

海人｢ふぅ…。｣

落ち着け…落ち着け…。

大丈夫だから…。

廉side

ん？

何かカサカサ音が聞こえる。

なんや、海人起きてるやん。

廉｢海人？どうしたん？｣
海人｢気持ち悪い…。｣
廉｢そっか…。トイレ行くか？｣
海人｢…ｺｸﾘ…。｣
廉｢よし、じゃぁ、行こうか？｣

海人が寒くないように、毛布を１枚持って、トイレへ。

トイレの前に座らせて、準備完了。

海人｢…気持ち悪い…。｣
廉｢気持ち悪いな…。気にせんで吐いてええからな？｣
海人｢…ｺｸﾘ…。｣

とりあえず、背中さするか…。