そばにいるよ(04)★リク★ (ページ36)

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36.感染性胃腸炎(髙橋海人) ページ36

神side

神｢海人？誰か知らすぐ帰るから、待ってて？｣
海人｢…ゲホッ…おぇ…げぇぇ…ゲホッゲホッ…。｣

あ、今、戻してる…。

海人side

気持ち悪い…。

また、吐きそう…。

洗面器…。

海人｢…ゲホッ…おぇ…げぇぇ…ゲホッゲホッ…。｣

誰か…。

神side

神｢海人？気持ち悪いね？スッキリするまで戻していいからね？｣
海人｢…ゲホッゲホッ…うっ…ゲホッ…。｣

マネージャーさんに言いに行かないと…。

神｢紫耀、ちょっと電話代わって？俺、マネージャーさんに言ってくる。｣
紫耀｢あ、うん。｣
神｢海人、今、戻しちゃってるから、優しく声を掛けてあげて？｣
紫耀｢わかった。｣

よし、誰かしら、旅館に向かわせないとな。

紫耀side

紫耀｢海人？大丈夫？｣
海人｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…紫耀…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
紫耀｢どうした？気持ち悪くなっちゃった？｣
海人｢…汚しちゃった…ゲホッ…。｣
紫耀｢大丈夫だから？ね？｣
海人｢…紫耀…。｣

電話越しに、海人の不安が凄く伝わってくる…。

神side

マネージャーさんに話に行ったら、次の撮影まで、時間がある、岸くんと廉が旅館に戻ることに。

岸くんと廉に状況を説明して、電話を繋いだまま、岸くんと廉は旅館へ。

紫耀side

紫耀｢海人？今、岸くんと廉がそっち向かったからね？もう大丈夫だよ？｣
海人｢…(泣)｣

海人…泣いてる…。

廉side

スタッフさんの車で、俺たちは急いで旅館へ。

旅館に着いて、猛スピードで部屋を目指して走った。

部屋のドアを開けたら、もう…あのにおいが…めっちゃ充満してて…。

廉｢海人、大丈夫か？｣
岸｢大丈夫か？｣
海人｢…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣
廉｢もう大丈夫やからな？ゆっくり呼吸してみ？｣
紫耀｢岸くんたち着いた？｣
廉｢おん。着いたで？｣
紫耀｢海人、大丈夫？｣
廉｢おん。ちょっと呼吸が荒くなってるけどな。｣
紫耀｢海人？ゆっくり呼吸してごらん？｣
海人｢ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…。｣

海人…スピーカーにして話してたんやな…。

いっぱい戻してたから、不安でいっぱいやったんやろうな…。

スマホにも嘔吐物が付いとる…。

電話越しに、紫耀と神も声を掛けてくれてたんやけど、撮影開始みたいで、一旦電話を切る事に…。

布団や枕にバスタオルを敷いてたから、そこまで大きな汚れはなそうやな…。

洗面器…にも、戻してるわ…。

とりあえず、海人を落ち着かせるか…。