超能力者が十人 ページ19
兄が帰った
いや・・・ロンドンに強制送還されたに近い・・・
博士号の論文に色々不具合があったらしい・・・
『空助が帰っちゃった・・・』
「仕方ないわね・・・」
『ん・・・』
「卒業したら会えるだろ??」
『ん・・・
空助がね、これくれたの!!』
ロケットペンダントだ
『見てー!!
写真撮ってくれたの!!』
三人で撮った写真だ
〈よかったな〉
『ん!!
楠雄と空助がいつでもそばにいてくれるみたいで・・・』
あぁ・・・兄が色々気をきかしてくれたんだな・・・
『そろそろ、会議だ
部屋こもるね』
〈頑張れ〉
『うん!!』
「今日の夕飯はステーキよー」
『早めに終わらせるね』
そういえば姉さんが今日は才虎財閥との会議らしい
〈まぁ透明化して見てみるか・・・〉
姉さんの仕事を見学だ
___________
『・・・ん・・・
で、そちらの財閥的にはどうされたいおつもりで??』
【ぜひあなたの会社との業務提供を】
『・・・しかしこのような配分では私どもの社員だ行き倒れだ・・・
才虎財閥の見解を・・・』
かっこいい・・・
初めて姉さんが働いているところを見ている・・・
『・・・はぁ・・・
私はもう付き合いきれませんよ・・・』
【なぜです!!あなたの会社にも不利益ではないはず!!】
『それでは会社の社員はダメになります
もういいですか??
私も暇ではないんです・・・
あなた方のくだらない持論は聞き飽きました・・・』
〈!!!待ちなさい!!!〉
ぷつん
『・・・ふぅ・・・
もう飽きちゃった・・・
才虎財閥・・・ちょっと調べてみるか・・・
・・・電話電話・・・』
姉さんが高浜さんに電話をしている
才虎財閥・・・確か転校生にいるな・・・
才虎芽斗吏
はぁ・・・またあいつの小言に付き合わないといけないのか・・・
まぁ姉さんのこと少し知れたから・・・よしとするか・・・
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作者名:蓮琉 | 作成日時:2021年4月16日 14時