【斉木楠雄のΨ難】うちの弟は超能力者

天才と超能力者が二組 ページ18

姉さんへのいじめは陰湿だった
僕もロンドンにいるとき監視カメラで見てたんだ・・・

男一人振っただけでこんなことになるなんて・・・
「・・・姉さん・・・姉さんを守らないと・・・」
そう・・・
姉さんは僕たちの太陽・・・
穢(けが)されては困る・・・

「楠雄・・・ちょっと提案があるんだけど・・・」

僕たちはあることを考えた
姉さんを泣かせたクズは粛清してやろうって

僕も楠雄も温厚・・・なほうだ・・・
だけど姉さんが絡むとトリガーが外れる
楠雄なんて・・・何を起こすかわからない・・・
地球をぶっ壊すかも


『・・・なんで・・・

なんで誰も助けてくれないの・・・』

〈姉さん・・・〉
『・・・！！！
楠雄！！ごめんね！！』
何回も見て来た、姉さんの涙

許さない・・・
地球を真っ二つにして地獄の業火に落としてやる
〈姉さん、僕や兄がいる
そいつらを消し去ってやる〉
『優しいのね・・・楠雄・・・』(ぎゅぅ

それから僕ら兄弟はいじめの首謀者を消し・・・
画像、動画のデータを破損させ・・・

そして

恐怖を植え付けた・・・

マインドコントロールで
姉さんが生きやすい世界に変える

姉さんは僕たちの太陽
穢されるなんてもってのほか・・・

「〈姉さんは僕が守る〉」

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