×××43『high&low』 ページ43
「あなたはっ… もしかしてっ！」
「えっ！？あの、有名なっ！？」
「…VIさん⁉」
「high &lowの！？」
「出演！？」
「まさかしんじられないっ！」
「あ、ジヨンヒョン！」
「おかえりー。」
『…悪い。遅くなった。』
部屋にはヨンベとテソンがコント？漫才？のなんだっけ？
「ネタの打ち合わせしてたんで。笑」
あー それだ。
… 後の二人は？
「僕、呼んできますね。」
二つ返事で出て行った。…ってかほんと空気の読める奴。
…
「A、いた？」
『あー。』
ソファーに座り直し、ピーナッツを上に投げては口でキャッチしてるヨンベ。…サルだな。
「おみやげ渡した？」
『あー。』
「チケットは？」
『……………』
「渡してないの？」
『無理だって！29日は鳥男と大事な商談？かなんかで忙しいのっ！』
「へ？…トリオトコ？」
『知らねぇーて。ヨンベだって仕事だって聞いてたんじゃないの？』
「……………」
「ヒョンっ！助けて！タッピョンが…」
「スンリヤ〜」
勢いよく開けられたドアの音とスンリの叫び声。
部屋中を逃げ回るスンリをタッピョンが追いかける。
『またぁー？』
「はい。またです。笑」
ヒョンの寵愛を受けているスンリの元へ。
カシャ
「ちょっ！なにとってんですか！？」
テソンも混じり
「僕も写真撮らせてください！
あ！VIの腹筋っ！一回見せて？」
「なんでやねん！」
また いつもの俺らのイチャコラが始まった。
さっきのヨンベが気になってチラッと見ると またピーナッツを放り投げては…
あっ…落とした…けど
拾って…食べた。
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作者名：林檎 | 作成日時：2016年8月7日 1時
