ＳＭＩＬＹ/愛しのジヨンちゃん。 (ページ40)

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×××40 パンダ=スンリページ40

ペンミが終わった。

「楽しかったー！」

うん。楽しかった。ペンミはまたライブとは違ってペンと近くに感じられるから。海外はまたその国事に反応とか？違うからおもしろい。それに何よりあんまり会えないのに、ほんと応援してくれてありがとう、て感謝の気持ちを伝えたい。

「ジヨンヒョンが抱きしめた女の子泣いてましたね！」

『あー… そっかなぁ。』

ペンの希望に応えるコーナーね。最近スキンシップ増えてる気がすんだけど。けっこー濃いやつ。

あんなセリフ、G-DORAGONじゃなきゃ絶対言わねぇーし理想の誕生日のシチュエーションなんて…

誕生日…今年の誕生日は…
Aの顔が浮かんだ…

「あっ… これもいいなぁ…」

『おい。こんなに買ってどうすんだよ。』

「え？お土産ですよ。こっちが受け付けでしょ？こっちは…」

おいおいっ！社内女子全員に配るのか！？

ホテルのショッピングモールで買い物中。いつのまにか持たされた籠の中には大量の土産が入っていた…

「ヒョンはAに買わないんですかー？あ、こっちの方がいいか…」

『…A？』
「あー…はい。A、喜ぶのになぁーて、」

『……スンリ』

物色中だったスンリがやっと顔を上げた。

「あっ… ヌナ！Aヌナ！……えっと…あ、これ！これなんかいいんじゃないですかー⁉」

そう言ってテンパりながら手に持ってきたのは
パンダのぬいぐるみ。

「ほら！かわいいですよっ」

パンダ…

かわいい… 愛くるしいパンダの顔…
パンダ…
パンダ=スンリ

「えっ、買わないんですかー？」

籠に入れられたパンダのぬいぐるみを棚に直した。