ＳＭＩＬＹ/愛しのジヨンちゃん。 (ページ27)

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×××27 ‘‘キス,,はNGワードページ27

「ユリちゃんこー見えて門限があるみたいで昨日は帰っちゃったんですよねー。」

クラブ来ている奴が門限ってあるかぁ？

窓の外を眺めていてもずっとしゃべり続けているスンリ。

「キスはしました！」

キス‼‼⁉

『なんで？』

あ、思わず聞いてしまった…

『あっ… ッ… いや、』

「はははっ！したいからに決まってるじゃないですかー！なに聞いてるんですかぁー！」

ベシッ、
肩を叩かれた…

最近多くねぇか？ノリ突っ込みでみたいなのぉ？ヒョンだぞぉ？

肩を摩りながら文句でも言ってやろうとしたら、

「可愛い子だったらするでしょー！ぼくは基本、女の子みーんな大好きですからっ♡」

満面の笑みで女好き宣言をするスンリw

「ん、なんですか？」

俺、聞く相手、間違った…。

＿＿＿ _

「えー教えてくださいよ！自分だけ聞いておいて、ずるいですよぉーー！」

あー… うるせぇ…

「にゃんとりコンビ出勤？」

「おはようございます！」

事務所に入るといつも先に来ているヨンベ。口をモグモグ動かしながら、時計を二度見した。
ヨンベのデスクの上にはAの店の紙袋。
毎日飽きねぇーのかってくらい朝はテイクアウトしてる。

＿_ ＿_ _

ぶっ！！！！

「うわっ！もぉっ！」

テソンが飲んでいたバナナ牛乳をふきだしむせている。

‘‘キス” てワードに反応したんだろ。‘‘情熱的なキスをする男、カンテソン” だもんねー

「あーっテソンヒョン‼‼やーらしい♡思い出してたんですねぇー！このぉ～リア充満タン男！あー！なんでテソンヒョンにすみれさんなんですかー！」

話題がテソンに向いたところでひとまず退散。

自室に入ってデスクのPCを立ち上げた。
椅子に座るとズボンから違和感を感じポケットの中の物を取り出した。

ガチャ…
あ、Aの家の鍵だ。

クマ？ブタか？

鍵にはクマか？ブタかわからないキャラクターのキーホルダーがついていた。

キーホルダーを眺め椅子にもたれてクルクル回っていたら…

『わぁっ！』

パジャマ姿のたっぴょんがいきなりソファーに座っていて「ふわぁー…」ってあくびをした。