ＳＭＩＬＹ/愛しのジヨンちゃん。 (ページ26)

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×××26 眠れない理由ページ26

「ねー最近、ほんとにクラブ行ってないんですかー？」

『あぁー』

「………」

車内の中。また腕を組んで探偵ごっこ続行中のスンリ。

『あー…おまえは？』

「まぁまぁかな！新しく江南に出きたクラブがホットで！今度ヒョンも行きましょう～！可愛い子いっぱいいますよ！笑」

ニヤニヤしながらスマフォをスライドし写真を見せてきた。

「じゃーん。ソヨンちゃんにユリちゃん」

写真には鼻の下が伸びきったスンリに、化粧の濃い派手な女。クラブにいそうないかにも軽そうな女が写っていた。

「可愛いでしょ！」
『まあ… 』

俺の気のない返事はスルーで「ユリちゃんだ！」て言って入ってきたばかりのメールを開いてピピピピ打ち返している。

＿＿＿ _

深夜13:00～14:00

最も熱くなる時間帯。

熱気も音楽もヒートアップする時間帯に
フロアに響く一気コールに濃いめの酒をバカな奴らで飲みまくる。

俺も毎週クラブに通っては
スンリみたいにお気軽な女を見繕ってた。
クラブは好き。音楽と酒に酔って無になれるから。
何も考えなくていい…

そーやって吐き出さねぇーと

夜は真っ暗な闇の中へ落ちていきそうになる。

‘‘1日だけの俺のVIPになる？” ＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

俺は、誰かと繋がっとかねぇーと
G-DORAGONを保っていられないんだ。