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×××24 漢江の夜を背に走りぬけろ ページ24
それにしても さっきのは生々しかったな…
思い出しただけで赤くなってる自分の顔がミラーに移り、さらに恥ずかしくなった。
…………
あーダメだ。妙に知ってるヤツのラブシーンなんぞ見るもんじゃねぇー
情熱的なキスだぞ？
あれは恋人同士がするキスだよな…
自分の唇を指で触ってみる
Aとのは なんか違う…
やっぱ 恋人同士のキスなんかじゃない…
じゃあ一なんのキス？
やっぱ わかんねぇーか
正解は出そうにもない。
モヤモヤする気持ちをどーにかしたくて
アクセルを吹んだ。窓を全開にして漢江の橋を渡る。悩んだ時はこれが効くんだ。風が気持ち良くてすげぇーバカになれるから。
＿＿ ＿ _
家のドアを開けると
乱雑に靴が散らかっていた
俺の足に擦りよってきた…
そのまま抱き上げ 一緒にベッドに寝転がる。
「…ちゅ、」
キスをしたら ふんわり気持ち良くなってそのまま目を瞑った。
＿ _
Aにキスした時も こんな感じだったかなー
なんて思いながら アイを抱きしめた。
×××25 目覚めの良い朝→←×××23 情熱的なキス！キス！キス！
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作者名：林檎 | 作成日時：2016年8月7日 1時
