ＳＭＩＬＹ/愛しのジヨンちゃん。 (ページ23)

今日:34 hit、昨日:4 hit、合計:96,838 hit

×××23 情熱的なキス！キス！キス！ページ23

パラパラパラとすみれさんがさっきまで見ていたカタログを捲ってみた。
何気なく目に止まったのは黄色い花で… 視線を上げると… あ、咲いている…
そっとその花に触れ匂いを嗅いでみる

『あまッ…』

見た目は可愛いけど匂いはけっこう強烈で…

‘‘カタン’’

＿＿＿ _

ん？裏口の方から物音がした。すみれさんが戻ってこないのも気になって見に行くと

裏口から苦しそうな声がした…

‘'はぁ…’’

『すみれさん？』

へ？

「はぁッ… 」

「ぁ… …ッ……んっ…」

‼‼‼‼‼‼‼‼‼⁉

「ぅわぁっ！！ヒョンっ！？」

＿＿＿ _

『…ぅるせぇーよ。』

あーマジ最悪…
俺は自分の耳を指で塞いだ。それでなくてもテソンの声は通るんだから…

俺の目に飛び込んできた光景は…すみれさんとテソンが激しくキスして…その乳くりあってたわけで。

「な、なんでジヨンヒョンがここにいるんですか⁉えっ！…すみれさん…⁉」

なんでっ⁉て、すんげぇー動揺してるテソン。よく見るとテソンの唇には紅い口紅の跡が…。床にはバケツが倒れて水が溢れていて…おいおいっどんだけ激しいんだよっ！

『ちょっとお茶飲みに寄っただけだから。』

「こんな夜更けに？」

やっぱこんな夜更けにお茶飲みに～は通用しねぇ？
テソンの今の顔にいつもの柔らかさは全くない…

…完璧、口篭る俺…

「ふふ。私が呼んだのー。このまえAちゃんにマカロン貰ったお礼を渡したくって！ジヨンくんAちゃんによろしくね～」

「えっ！あっ… なーんだ…そーなの？」

『あー… うん、』

あっちゃーーって顔を手で覆ったテソンを横目にすみれさんは俺にウインクした。

その後、すっかり機嫌が良くなったテソンに「ヒョンも行きますか？」て飲みに誘われたけど、いやいやいや三人でなんか行くわけねぇーしょ。全身からハート飛び出しているヤツなんか見たくねぇーよ。