ＳＭＩＬＹ/愛しのジヨンちゃん。 (ページ16)

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×××16 憧れのシチュエーションと悶絶アングルページ16

『ぶっ… 笑』

二回目の『あーん』を待って口開けてたけど、一向にこなくて目を開けた…

噴き出して笑ってるジヨンちゃん。
… いや、笑いすぎやし。

あー… もー… 口、手の甲で抑えてるし…
それ可愛いけどジヨンちゃんって、…笑いのツボ低ないかぁ？

『だって… おまえッ…笑 …』

あー … あかん。喋られへんやん。

さっさと食べよ

＿＿＿＿

『はぁー … 腹痛ぇ… 』

ようやく落ちついたんか一呼吸して目尻を指でスーってなぞった。

ってか、涙出てたんかい⁉

『A、』

さっさと片付けようとしたら
ジヨンちゃんの腕が伸びた…

＿＿＿＿＿

『ついてる。笑』

ジヨンちゃんの服の袖でわたしの口をゴシゴシ拭いた。

『つけすぎっ！笑』

「… ありがと。」

なんか急に恥ずかしくなって下を向いた…
えっ…ちょっ待って！ジヨンちゃんが今日着てる女子な萌え袖のシャツのブランドって…

「ぅあっ！ダメやん！服、汚れるっ…」

まだ、ゴシゴシ拭こうとしていたジヨンちゃんの腕を押したら、一瞬、眉がピクってなった…

「あ… ほら、シミになる…で…」

『あーほんまや。』

色が変わってきてるシャツの袖を指差した。

たまに出るジヨンちゃんの関西弁にキュンってなってたら、

ふわって頭になにか落ちた…

『洗濯しといて。』

＿＿＿＿

ジヨンちゃんがシャツを脱いでわたしに被せた事に気付いたのは数秒後…

目の前にはジヨンちゃんの優しい笑顔。
タンクトップから伸びた腕にあるキースへリングのタトゥーが真上にあった…

「…うん」

わたしの頭に置かれた手がシャツ越しにポンポンって触れた。