今日:39 hit、昨日:4 hit、合計:96,843 hit
小｜中｜大
×××1 夜中の浸入者 ページ1
ちゃんと眠れる日なんて
もうずっとない。
いつの日からか
身体が勝手に目覚めるようになったのは…
正しくは脳だけが起きてて身体は怠くてたまんねぇ
今、何時？
腕だけ伸ばして手探りでスマフォを探した
『…まだ、じゃん』
時間を確認してから、再び シーツの中に潜り込んだ
…
ゴソ、
ゴソゴソ
広いキングサイズのベッドで寝返りをうつ…
身体をまるませると…
腕の中に なにかが収まるような…
あったかい…
人肌みたいな…て、
えっ⁉
俺、また、ヤッた‼‼⁉
『ぅあっ、… Aッ！！？』
＿＿＿＿ ＿＿
俺の腕の中で
寝息を立てているのはAで…
口は半開きで！あ、色気とかそんなんじゃなくって本気のやつで！
昔と変わんないAで、こんな事はまぁしょっちゅうある事なんだけど…
Aを横目で見ると
ほんと 気持ち良さそうに寝てやんの。
『…はぁー』
俺のため息のあとに返ってくる
お決まりの言葉…
「ジヨンちゃんすき♡」
もう、10000〜何回だっけ？俺の事を「すき♡」て言ってんの？
Aが言ってた…
「ギネス級やって」
……
スヤスヤ眠ってるAの形の良いとは言えない鼻を摘んでみた…
モソモソっと 動いたけど起きる気配はなく…
Aの腕が俺の腰に巻きついた…
……………
離そうにも、離れねぇー
重いし。
『…たくっ… もッ…知らねー』
＿＿＿ ＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 157人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林檎 | 作成日時：2016年8月7日 1時
