【甘】愛され注意報【野坂悠馬】 (ページ6)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:191,666 hit

席ページ6

信じられないくらい態度が変わった飼い猫とじゃれていたが、気付けは辺りは真っ暗で時計の針は18:00を指していた。

私は急ぎで合宿所へと帰る。

趙金雲「Aちゃんおかえりなさ～い！それにしてもずいぶんと遅かったですねぇ？」

A「か、監督のせいでしょ！私一人でこの“大量„の荷物持つの大変だったんだから！」

私が圧をかけると監督は顔をひきつらせ汗を滝のように流し目を泳がせる。

趙金雲「そ、それよりAちゃん夕飯食べて来たらどうですか？」

すると今度はつくしさんが「ああー！」っと大声を上げてやって来た。

つくし「もうAちゃん！遅いから心配したんだよ～？」

遅かったと言われ監督のせいだと言いたかったが“心配„というワードに弱い私はぐっと言葉を飲み込んだ。

A「ごめんなさい心配かけちゃって………」

つくし「ううん！無事でよかった！それより早くお夕飯食べよ？」

ーーーーーーー

食堂についた私はおぼんを手に取り、お皿に具材を盛り付けてもらう。

そして辺りをぐるっと見渡してみるが、生憎皆の近くの席は空いてなく、唯一あいてるといえば一番端の静かな席だけで。

しょうがない…と今回はその席に座ることにした。