検索窓
今日:27 hit、昨日:8 hit、合計:191,659 hit

素手 ページ15

A「え」









野坂「何?」









A「や、何?じゃなくて。素手でやれって言うの?」









野坂「そうだけど何か?」









いや、いやいやいや。









私達は年頃の男子中学生と女子中学生。









いくらなんでも女子の私が男子である悠馬の背中を素手で触るなんて、できるもんか。









野坂「もしかして、また嫌らしいコト考えてる?」








と言って悪戯っ子の用に微笑む野坂









A「なんでそうなるわけ!?いい?私達中学生だよ?普通に考えて素手で体触るなんてアウトでしょ!?」









野坂「僕は“そんなこと„いちいち気にしないけど」









いや、私は気にするんだけど…………









A「あーもう!分かったわよ!やればいいんでしょ!?」







Aはやけくそになってベッドに上がって野坂の露になった背中をギュっと押す。









………悠馬の背中、普段はわかんないけど触ってみたらああ男の子なんだな。と実感させられる。









出会ったころは私が守ってあげないとダメなか弱い子だったのに、今じゃそれが嘘みたいだな。









と、昔のことを思いだしたAが微笑んでいることなど、野坂は知る由もない。

命令2→←命令1



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (262 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
338人がお気に入り
設定タグ:野坂悠馬 , 吹雪士郎 , オリオンの刻印   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。