見てしまった ページ13
吹雪side
僕はさっき、約束どうり水瀬さんの部屋に行った。
数回ドアをノックする。
けどいくら待っても返事はかえってこなかったから心配で思いきってドアを開けてみることにした。
吹雪「水瀬さん?入る…よ」
それが大きな間違いだった。
ドアを開けた瞬間僕の視界に飛び込んできたのは、野坂君が水瀬さんを抱き締めて首筋をゆっくり舐めあげている所だった。
水瀬さんは顔を赤くさせ、甲高い高い声を上げている。
しばらくして僕に気づいた二人。
A「あ…吹雪さ……ひぁ//」
野坂「クス」
水瀬さんが僕の名前を呼ぼうとすると野坂君は成瀬さんの首から舌を離して
耳をパクっと加え出した。
当然、そんなことされた彼女は甘い声を出すわけで。
吹雪「…ごめんね、お邪魔しちゃったね。」ニコ
A「ま…って!吹雪さ」
水瀬さんが何かいいかけてたけど何も聞きたくなかった僕はドアを閉めて遮り、自室に駆け込んだ。
あの光景を見た後、僕の心に黒い渦ができてしまった。
それはきっと
水瀬さんの事が好きだから。
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作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時