勘違い発言爆弾 ページ19
吹雪「水瀬さん…?」
そんな吹雪のやわらかいか声で我にかえったA。
何とか恥ずかしさに勝ち、待たせても悪いと思い誤ることをAは決心した。
A「吹雪さん……あの、昨日はごめんなさい…私が誘ったうえに……」
と伏し目がちに誤るA。
吹雪「大丈夫だよ。気にしないで。それと相談ならいつでも乗るから… そのときは僕の部屋に招待するよ」
ああ…どこまで優しいんだろうこの人は。
けど、誤解が解けて無いっぽい…
A「ありがとうございます…あの!それと…」
野坂「A…と吹雪さん。おはようございます」
私の言葉を遮ったのは振り向かなくとも分かる…いや、振り向けない。
何故ならば後ろから抱き締められているから。
……世に言うバックハグである。
A「ちょ……ゆう…」
野坂「A、昨日はありがとう。凄く“気持ちよかった„よそれに女の人に“あんなこと„されたの初めてだよ。“初体験„ってやつかな?それと…Aの声も可愛いかったな。またやろうね。」
周りの空気がピシリと固まる。
笑顔で勘違いさせるような言葉の爆弾をバンバン落とす野坂。
顔面蒼白にするA。
王子様のような笑顔が剥がれる吹雪。
気を失いかける西蔭。
箸をおとしたり顔を赤らめる他のメンバー達。
そんな中、野坂は吹雪をちらっとみたあと満足気に「それじゃあね」と去って行った。
このあと、つくしから、メンバー達から問い詰めらまくるA
そして吹雪がそんなAを悲しげに見たあと、野坂の去っていった道を悔しげに見つめていたことなど、質問に追われるAと、それに夢中なメンバー達はだれもしらない。
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作者名:きなこ x他1人 | 作成日時:2019年2月10日 0時