さぁパーティーを始めましょう？【ツイステ、東方】 (ページ13)

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本当は…… ページ13

No視点

母『8歳のお誕生日おめでとうリドル。』

母『今年のお誕生日ケーキは頭が良くなるレシチンたっぷりの大豆粉とナッツの低糖質ケーキよ。』

リ『ありがとう、ママ。でも、あのね、ボク……』

リ『一度でいいから真っ赤な苺がたくさん乗ったタルトが食べてみたいな……。』

母『まあ、なんてこと言うの！あんな砂糖の塊みたいなお菓子、毒みたいなものよ。』

母『一切れで一日分の糖質の理想摂取量をオーバーするわ。』

母『さあ、今日はドコサヘキサン酸とイコサベンタエン酸がたっぷりのヘルシーなマグロのソテーよ。』

母『ああ、でも8歳児の理想カロリー摂取量は一食600ｶﾛﾘｰ以内だから100gm以上は食べすぎないで。』

母『いいわね。』

リ『……はい、ママ。』

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母『本日の古典魔法の勉強はここまで。』

母『明日までに今日の勉強に登場した魔法倫理学における言語哲学の教本を50ページ予習しておくこと。』

母『では、次の魔法薬学の時間まで1時間自習にします。』

リ『はい、お母様。』

母『お母様は少し用事があるから、また1時間後にね。』

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コンコン

リ『……窓を誰かノックしてる？』

ト『わ、出て来た！』

ﾁｬ『なーなー、一緒にあーそーぼ！』

リ『君達は誰？』

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母『なんてこと！自習をサボっただけではなく外で砂糖の塊を食べてくるなんて！』

母『あの2人がリドルを唆したのね。あんな悪い子たちと、二度と一緒に遊ぶことは許しません！』

リ『ごめんなさい、お母様！もうしないから許して……！』

母『お黙り！お前がルールを破るからいけないのよ。』

母『ああ、やっぱり自由時間なんて持たせるんじゃなかった。もっともっと完璧管理しなくては……。』

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リ『やっぱり彼らは正しくない……全てはお母様が正しいんだ……。』

『まあ、紅茶でも飲みなさい』

リ『君は！？ここはどこだい？』

『私の自室のコピーよ』

リ『君はどうしていつも冷静なんだい？』

『私は普通だと思うわよ』