5話* ページ8
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《迅悠一side》
迅「迅悠一、お召しにより参上しました！」
城「…御苦労」
本部に呼ばれたおれは、本部長補佐の沢村さんと共に会議室へと向かった。
そこに居たのは、城戸さん、忍田さん、林藤支部長、秀次、鬼怒田さん、根付さん、唐沢さん、そして……
？「………?!」
俺の方を見て、驚いた顔をした、見慣れないメガネの少年。
えーと…、でも何か見たことあるんだよな……。
…あ、そうか、俺が昔トリオン兵から助けた子か。そういえば名前聞いてなかったな…。
迅「おっ、キミは？」
？「あ……、三雲です」
迅「ミクモくんね。おれ、迅。よろしく」
俺が三雲くん――“メガネくん”に挨拶をして席に着くと、城戸さんが口を開いた。
城「揃ったな。本題に入ろう」
今日の会議の『本題』というのは、昨日から市内に開いているイレギュラーゲートの対応策、それからメガネくんの処分についてだった。
最初は処分のことについて話していたが、埒が開かないため、一旦イレギュラーゲートの話に移った。
根付さんや鬼怒田さんの話を聞きつつ、端末で情報について確認する。
林「……で、お前が呼ばれた訳だ。
やれるか？迅」
そして、最後に林藤支部長が俺に尋ねてきた。
――勿論、答えは決まってる。
迅「もちろんです、実力派エリートですから」
「「「……!?」」」
会議室が驚愕に包まれる。
鬼「ど、どうにかなるのかね!?」
迅「任せてください。……そのかわりと言っちゃなんですけど…彼の処分はおれに任せて貰えませんか？」
俺はメガネくんの肩にポン、と手を置いた。
城「……彼が関わっていると言うのか？」
迅「はい。…おれのサイドエフェクトがそう言ってます」
「「……！」」
俺がそう言うと、城戸さんがゆっくり口を開いた。
城「…いいだろう、好きにやれ。
解散だ。次回の会議は明日21時よりとする」
城戸さんのその声で皆ばらばらと立ち上がる。
迅「……さて、よろしく頼むぞ。“メガネくん”」
修「！…は、はい！」
俺が“メガネくん”と呼ぶと、驚きつつも嬉しそうな顔に変わる三雲くん。
その後鬼怒田さん達と話し、俺は会議室を後にした。
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――三雲くん、か。
俺のサイドエフェクトが、これから面白い事が起こると告げていた。
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咲月(プロフ) - 迅さん大好きです。更新頑張ってください=^._.^= ∫ (2017年7月22日 12時) (
レス) id: a286f38e32 (このIDを非表示/違反報告)
まな - 応援してます！！ “悠一”かっこいいですよね！ じぃーんーゆぅーいぃーちぃーあぁーいぃーしぃーてぇーるぅー (迅悠一愛してる) 小説頑張ってください！(`∀´☆⊃) (2017年2月14日 18時) (レス) id: 223f7ad38f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠歌。@玉狛尊い | 作成日時：2016年7月19日 18時
