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《悠香side》
ピ、ピピピピピピッ!
貴「ん…、ふわぁぁーぁ……」
携帯のアラームを止め、わたしはむくりとベッドから起き上がる。
貴「ん……っ」
大きく伸びをし、部屋の扉をガチャリと開ける。
…すると、ちょうどわたしの部屋の前を歩いていた小南先輩と目が合った。
小「あら、おはよう悠香!今日も元気そうね」
貴「あ、おはようございます〜、小南先輩!」
小南先輩に元気に挨拶し、廊下を進んで行くと、新聞配達から帰ってきた烏丸先輩がやってきた。
貴「あ!おはようございますっ、とりまる先輩!
朝早くからお疲れ様です!!」
烏「…ん、おはよう悠香」
そして最後に、皆が集う居間の扉を勢いよく開ける。
貴「おはようございまーすっ!」
レ「おう、早いな悠香」
宇「おはよう悠香ちゃん!」
陽「きょうもげんきだな、悠香ちゃん」
貴「おはようございます!レイジさん、栞ちゃん、陽太郎!今日の朝ご飯何ですかっ?」
わたしの質問に、栞ちゃんはメガネを押し上げながらふふふ、と不敵に笑う。
宇「ふっふふー、今日はなんとっ!悠香ちゃんの大好きな、レイジさん特製のベーコン入りオムレツだよ!!」
貴「ホント?!うわぁレイジさんありがとう!!!」
レ「あと少しで出来るから、座って待っとけ」
栞ちゃんとお喋りしながら、レイジさんの作るオムレツを待っていると――
?「うぃ〜す、おはようございま〜す」
軽い挨拶と共に居間に入って来たのは、わたしの兄――実力派エリートこと迅悠一だ。
貴「おはようっ!悠兄っ!!」
迅「おーおはよう悠香〜!ぼんち揚食うー?」
宇「あ、駄目ですよ迅さん!ご飯前にぼんち揚食べちゃ!」
レ「お前ら、朝飯出来たぞー」
わたし達が何やかんやしてる間に、朝ご飯が出来たみたいだ。
貴「朝ご飯出来たって!食べよ、悠兄!!」
迅「待て待て悠香、京介と小南も呼んで来ないと………
おーい、京介、小南ー!!朝飯だぞー」
小「はーい今行くー!
……お〜、美味しそうじゃない」
烏「今日はオムレツすか」
烏丸先輩と小南先輩もやってきて、皆で食卓を囲む。
宇「ではでは〜、皆揃ったという事で!」
栞ちゃんの声で手をぱちんと合わせる。
「「「いただきます!」」」
―これが、玉狛の朝。
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咲月(プロフ) - 迅さん大好きです。更新頑張ってください=^._.^= ∫ (2017年7月22日 12時) (レス) id: a286f38e32 (このIDを非表示/違反報告)
まな - 応援してます!! “悠一”かっこいいですよね! じぃーんーゆぅーいぃーちぃーあぁーいぃーしぃーてぇーるぅー (迅悠一愛してる) 小説頑張ってください!(`∀´☆⊃) (2017年2月14日 18時) (レス) id: 223f7ad38f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠歌。@玉狛尊い | 作成日時:2016年7月19日 18時