執事のくせに！！【WT】【sm】 (ページ9)

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8話ページ9

na｢それでいいんだよ。てことで、Aに相談してこよっかな〜」

sm｢ばっ、なんでだよ！」

na｢別に妹さんのことについて話すだけだし、良くね？人では多い方がいいじゃん」

kn｢俺もなかむに賛成だな」

shk｢俺もー」

br｢僕もー」

kr｢みんな同じ意見だよ。」

na｢安心しろスマイル。俺らが絶対救ってみせるから」

sm｢…あぁ、ありがとう…みんな」

コンコン

誰かしら…

『はい』

na｢お嬢様ー、なかむでーす」

『入っていいわよ』

どうしたのかしら…

ガチャ

『どうしたのなかむ…ってみんなまで！？ほんとうにどうしたの？』

sm｢お嬢様…実は相談が…」

(カット)

『お父様がそんなことを…妹さんを助ける代わりにスマイルをクビにするなんて…絶対許しませんわ…』

でも、なぜクビなのかしら？お父様はスマイルのこと気に入っていたのに…
ううん、そんなことより今はスマイルの妹さんについてだわ！

sm｢こんなこと言うのはあれですけど…妹を救うのを手伝って欲しいんです」

『もちろん協力させてもらうわ。てことでまず妹のことについて教えて貰えないかしら？』

sm｢妹の名前は笑崎すみれ。俺の3つ下で今は17歳。見た目は俺とそっくりだったから今も変わってないと思う。それくらいしか情報は…」

『それだけでも充分よ。』

さてどうやって探そうかしら…でも隣町…

『思いつきましたわ！』

『こういう時に藤原家の権力を使うのです！』

3日後

『妹さん見つかりましたわ！』

na｢権力がどうたらこうたらって言ってたけどどうやって見つけたの？」

『お父様にバレないように隣町の高校に笑崎すみれって人がいるか確認したの！本当は教えられないけど藤原家って言う名前を出したら教えてくださったの。苗字が笑崎から変わっていたから探すのが大変でしたわ…』

sm｢で、妹は！？」

『笑崎…桃沢すみれちゃんは白尾高校に通っていたわ。ただ白尾高校の先生から聞いたのですけれど、なんか親がとても厳しいらしくて大変と言っていたわ。だから急がないと行けないわ』

sm｢すみれ…お嬢様、みんなありがとう。ここからは俺だけで…」

『何を言ってらっしゃるの？まだ手伝うに決まっていますわ』

sm｢正直いって迷惑かけたくないし…」

na｢迷惑だったら最初から話なんか聞かないし、協力もしてない。素直になれよ」

sm｢……みんな手伝って欲しい…」