執事のくせに！！【WT】【sm】 (ページ2)

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1話ページ2

『ちょっと！』

mb｢ど、どうしましたお嬢様！？」

『私あれほど、紅茶はスマイルが入れた以外のものは出さないでって言ったじゃない！』

mb｢す、すみません！スマイルはまだ他の仕事があって…」

?｢お待たせしました、お嬢様」

『あら、やっときたじゃない。遅いわよ、スマイル』

sm｢すみません、お嬢様。先程まで旦那様に呼ばれており…」

『私のことは、昔みたいにAで呼んでって言ってるじゃない！』

｢そういう決まりなので、申し訳ございません。」

『あっそ、もういいわ』

そういい私は紅茶を1口飲む

『やっぱりスマイル以外の紅茶は飲めないわ』

sm｢喜んでいただき何よりです。自分とこいつは仕事があるので失礼致します。｣

『わかったわ』

ガチャ

はー、今日もスマイルかっこよかったなー…
今だって、後輩を助けたり、ちゃっかり私の紅茶も持ってきたり、ほんとかっこいいわ…

私、藤原Aは、藤原財閥の娘でいわゆるお嬢様だ。家は大きいし、執事もメイドも沢山いる。

さっきの執事スマイルこと、笑崎紫は一応私の幼なじみだ。

昔はすごい仲良かったけど、お互い10歳くらいになると、スマイルは私のことをお嬢様と呼び始めてきて、今みたいな関係になっちゃった…

私は昔からスマイルのことが好き。今だって…でもそれをお父様に言ったら絶対怒られるし、スマイルも首にされるかもしれないから…なかなか好きって言えないんだよな…

お父様は私にはすごく優しいけど、それ以外にはすごく厳しい。亡くなられたお母様のことも引きずってるからより一層…

『スマイル…』

そうボソッとつぶやき、また紅茶を飲んだ。

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Aちゃんの口調が喋ってる時と考えているときで違いますが、気にしないでください…(作者がずっとお嬢様言葉だと難しいので)