【wrwrd】眠り姫は聞きたい【学パロ】 (ページ4)

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突然だが俺の友人には生徒会役員が2人おり、結構な実権を握っている。
そのため空き教室などの融通がかなり効きそこを好き勝手しているわけだが…

rb「なんでいる？」

『昨日ぶりです〜。もちろん、先輩おすすめの刺青･秘密の録音をさせていただきたいな〜と参上した次第です』

rb「前回限りって言うたやろ！ショッピぃ！！なんで連れてきた！」

syp「連れてきたって言うか、子泣き爺のようにおぶさって離れなくなったっていうのが事実っす…」

rb「お、おう…止めようとはしてくれたんやな」

cn「いや、ロボロ。こいつおぶさってごねた瞬間、すぐ連れてきたよ」

同じく1年のチーノがすぐさまショッピのことを俺に告発する。

『でも、知野君は止めようともしなかったよね』

cn「おっと？Aさん？」

rb「お前〜…はぁ、まぁもうええわ。Aやったけ？1回でも撮らせてやったんや。あとは他を当たってくれ」

『…夢十夜、とても素晴らしいかったです。でも、人って1を得れば10が欲しくなる生き物なので〜…それに今、私が欲しいのは先輩の朗読音声なんです。他の人では意味がありません。』

rb「おま、そんな格好のネタになりそうなことをこいつらの前で言いよって…！」

話に入ってこなかっただけでこの教室におるのはこいつらと俺だけじゃない。腐れ縁なのだやつらの考えていることぐらいわかる。
…こんな面白そうな話放っておくやつらじゃないのだ。さぁ、来るぞ…

sha「おーおー！他のやつじゃ駄目なんやって！言われてんぞロボロ〜」

zm「ふははははっ！良かったなぁロボロ〜ついにお前にも春来たやん笑」

ut「えっどこで知り合ったん？美少女やん！ロボロなんかには勿体ないわ！」

『あの、上靴の色を見るに先輩方。勘違いされては困ります。私は……先輩のお名前ってなんて言うんですか？』

ut「ちょっと待ってちょっと待って、あんだけ熱烈な口説き方してたのに名前知らんの！？」

『残念ながら。私が感銘しているのは先輩の声の良さと朗読技術なので…それでお名前は？』

rb「天乃ロボロ、やけど」

『天乃先輩。本題からずれてしまっていましたが刺青･秘密読んでください。ただでは読めないって言うなら1回につき500円でどうです？』

cn「えっ何それ俺がやりたいんやけど」

『知野君も良い声だけど私のツボでは無いからいいかな…』

cn「辛」

なんか地味に馴染んできているやつらに向けて俺はか細くこう言った

rb「とりあえず、昼飯食いませんか…」