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レムレスへの恋心を自覚してから数ヶ月。
特に進展もなく、だらだらと時間だけが過ぎていく。
今日はレムレスがちょっと用があると言って何処か出かけている。私は洞窟内でゴロゴロしていたが外の空気が吸いたくなって外に出ていた。
(あと2ヶ月か……色んなことがあったな)
そう思ったとき、気がついた。
(＿＿もう死にたくない……？)
そういえば、ここに来た最初こそ死にたい気持ちが強かったが、ぷよぷよという未知の物に触れて、レムレスやみんなと出会って、ここにいる人達の温かさに触れて。
そしてレムレスに恋をして。
(そっか、私ここで生きていたいんだ)
別に何か一つに執着して生きる必要なんてないんだ。
こういう何気ない小さな希望でも沢山集まれば生きていけることに気がつく。
(レムレスに、もう死にたくないことを伝えないと)
伝えて、この関係を終わらせる。レムレスのために生きるんじゃなくて自分自身のために生きるって、あの時引き止めてれてありがとうって言わなきゃ。
言ったらレムレスは私のそばにいる必要がなくなる。
きっと、今までのようにシェゾの洞窟に3人暮らしではなくなってしまうだろう。
好きな人と一緒に暮らしていた生活から1人になるのを想像して急に寂しくなる。
いつ言おうか、今後はどうするのか。
そんなことを考えていると
「A、こんなところにいたのか」
とシェゾが。
いつの間に来たんだろう。いや、気がつかないほど考え込んでいたのか。
「ちょっと外の空気吸いたくなって。なにか用？」
「いや用というかなんというか……悩んでいるように見えたから力になれたらと思ってな」
「あ〜……」
そんなに顔に出ていたのか。シェゾになら相談してもいいかな。私の兄を名乗っているんだし……
「あのさ、私が今生きているのってレムレスがあの時に引き止めたからでしょ？それでなにか生きる理由を見つけられるまでレムレスのために生きるっていう……」
「ああ。あと2ヶ月くらいで1年だな。……まだ生きていたくなくて悩んでいるのか？」
「ううん、そうじゃなくてね。えっと……なんて言うか、私にはレムレスみたいにみんなに笑顔になって欲しいとかシェゾみたいに最強になりたいとかそういう大きな目標はないんだけど、毎日の楽しかったこととかそういう小さい幸せで生きていけそうだなって思って。」
そう言ってシェゾの顔を見る。思っていたよりも穏やかな表情をしていた。
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Napia(プロフ) - …なんか大変そうだあ夢主… (2022年8月18日 17時) (
レス) @page15 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - ねむねむにゃんこ太郎さん» コメントありがとうございます！天才は天才でも天災ですよ() (2022年8月1日 22時) (レス) id: 60b5f7069d (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむにゃんこ太郎 - 天才！！はい天才！ぷよぷよの小説書いてる人探してましたありがとうもう最高！！！！結婚して (2022年8月1日 15時) (レス) id: 8a27fed9d5 (このIDを非表示/違反報告)
Napia(プロフ) - お前…っっ、生き別れの兄妹なのかっ…!? 思わず笑ってしまった(笑)(((時々コメントしますがレスめんどくさかったらしなくていいです。))) (2022年7月25日 15時) (レス) @page10 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - Napiaさん» コメント・評価ありがとうございます！レムシェいいですよねｯｯ 亀更新ですが頑張ります!! (2022年7月20日 17時) (レス) id: 42e9661842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光璃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ninnjinnpo1/
作成日時：2022年7月7日 10時
