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レムレスとお菓子作りをするのが日課となっている。すごく器用な訳では無いが不器用な訳でもないけれど、私はなんと小麦粉をぶちまけてしまった。そのぶちまけ方がなんとも酷かった。
ハサミで新しい小麦粉の袋を開けて詰め替えようと思ったけれど詰め替え先を棚に入れっぱなしというなんとも馬鹿なことをした。先に開けてしまった袋を持ちながら棚の詰め替え先を取ろうと動き出したら、何も無いところでつまづいてしまった。
手には袋の開いた小麦粉、目の前にはレムレス＿＿
あっと思う間もなく、所謂床ドンの体制に。もちろん私が上で。そしてレムレスにもろにかかってしまった小麦粉。
サーッと血の気が引いていくのが分かる。
どうすればいいのか分からずフリーズしていると
「……とりあえず体制を変えようか」
とレムレスが言ってハッとする。
「ごっごめん！」
と半ば叫びながらレムレスの上から退く。
お互いに座りながら私はレムレスの頭についてしまった粉を落とす。レムレスは服についた粉を払っている。
「……レムレスの髪ってツヤツヤなんだね。外に跳ねてるけどサラサラだし……」
と言ったところで自分は何を口走っているんだ、と思い言葉を途切れさせた。
服の粉がある程度払い終えたのか、レムレスは今度は私の頭を触り始めた。
私も粉を被ってしまっていたらしい。
そしてレムレスは爆弾を落とす。
「Aもサラサラで綺麗な髪だよ。」
その時の言葉。レムレスが私の頭に触れている。レムレスの体温。傍から見ればレムレスと私が頭を撫であっているように勘違いされてもおかしくないようなこの状況。
一気にそんなことを感じ取ってしまい、さっきまで血の気が引く感覚がしていたのに今度は顔に熱が集まるのを感じた。
その後はどうやって過ごしたのかあんまり覚えていないが、気がついたらレムレスが着替えていて、気がついたらお菓子作りも終えていた。どんな会話をしたのかも覚えていない。
それからというものの、ことある事にに私の心臓は盛大な音を立てている。
これは本当に恋なのか。
認めてしまえばそれまでだけど、せっかく友達になれたフェーリの恋路を応援したい自分もいる。
ライバルとなって、また出会った日のように敵対視されるのは精神衛生上良くない気がする。
さて困ったものだ、と思い始めた3ヵ月目だった。
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Napia(プロフ) - …なんか大変そうだあ夢主… (2022年8月18日 17時) (
レス) @page15 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - ねむねむにゃんこ太郎さん» コメントありがとうございます！天才は天才でも天災ですよ() (2022年8月1日 22時) (レス) id: 60b5f7069d (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむにゃんこ太郎 - 天才！！はい天才！ぷよぷよの小説書いてる人探してましたありがとうもう最高！！！！結婚して (2022年8月1日 15時) (レス) id: 8a27fed9d5 (このIDを非表示/違反報告)
Napia(プロフ) - お前…っっ、生き別れの兄妹なのかっ…!? 思わず笑ってしまった(笑)(((時々コメントしますがレスめんどくさかったらしなくていいです。))) (2022年7月25日 15時) (レス) @page10 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - Napiaさん» コメント・評価ありがとうございます！レムシェいいですよねｯｯ 亀更新ですが頑張ります!! (2022年7月20日 17時) (レス) id: 42e9661842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光璃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ninnjinnpo1/
作成日時：2022年7月7日 10時
