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黒服の女の子(フェーリと言うらしい)と勝負した。
結果は言うまでもなく惨敗。正直、行けるかな？と思う場面もあったけれどそれを上回るフェーリのぷよぷよ捌きにより負けた。
｢レムレス先輩から離れなさい…！｣
怖い。
アルル達とぷよ勝負をした時は勝っても負けてもお互いに笑顔だった。
楽しかったね、次は負けないよ、と言い合って、また次の機会に会った時にお互い少し成長した自分のチカラを持って勝負して…
私は、そんな勝負しかしたことがなかった。
鬼ごっこやかくれんぼとかと同じ、遊びのような感覚でやっていた。
でもこの子は違う。
レムレスから私を遠ざけようと、全力でぶつかってきた。
負けたら死ぬんじゃないかと思うような勢いだった。
「フェーリ、Aはとってもいい子なんだよ」
私が怖がって何も言えないでいるとレムレスが私を庇うようなことを言ってくれた。
「でも………先輩が心配で…」
「大丈夫。もしAがフェーリの思っているような子なら、僕が責任を持ってなんとかするから。」
「…わかりました」
フェーリは渋々了承した。
「レムレス、ありがとう」
フェーリを刺激しないよう、レムレスにだけ聞こえる声でお礼を言った。
見る限り、レムレスのことになるとフェーリは過剰に反応するようだった。
だから、フェーリの前ではあまりレムレスの話題を出さない方がいいのだろうか…？
考えていると、
「A、フェーリはね、僕と同じ隣町の学校に通っているんだ。占いが得意なんだよ。」
なるほど、同じ学校だから先輩呼びなのか。
レムレスの言葉を聞いて納得した。
「それと、こっちはクルーク。アミティ達と同じプリンプ魔導学校の生徒だよ」
レムレスが眼鏡の子を紹介してくれた。
「あ…改めて、私はA。クルーク、フェーリ、よろしくね」
とりあえず挨拶しておいた。
するとクルークは
「まぁ仲良くしてやらないこともないさ」
と。
(クルークとは仲良く出来そうにないなぁ…まぁそんなに会うこともないか。)
「それじゃあレムレス、先帰ってるね」
3人だけで話したいこともあるだろう。初対面の私は先に帰ってぷよぷよの練習でも…
「あ、じゃあおつかい頼んでもいいかなぁ？お菓子作りに必要な材料が減ってきてるから買ってきて欲しいんだ」
レムレスがそう言った。
「うん、大丈夫だよ」
特にやりたかったこともなく、ぷよぷよの練習も急ぎじゃないので了承した。
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Napia(プロフ) - …なんか大変そうだあ夢主… (2022年8月18日 17時) (
レス) @page15 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - ねむねむにゃんこ太郎さん» コメントありがとうございます！天才は天才でも天災ですよ() (2022年8月1日 22時) (レス) id: 60b5f7069d (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむにゃんこ太郎 - 天才！！はい天才！ぷよぷよの小説書いてる人探してましたありがとうもう最高！！！！結婚して (2022年8月1日 15時) (レス) id: 8a27fed9d5 (このIDを非表示/違反報告)
Napia(プロフ) - お前…っっ、生き別れの兄妹なのかっ…!? 思わず笑ってしまった(笑)(((時々コメントしますがレスめんどくさかったらしなくていいです。))) (2022年7月25日 15時) (レス) @page10 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
光璃(プロフ) - Napiaさん» コメント・評価ありがとうございます！レムシェいいですよねｯｯ 亀更新ですが頑張ります!! (2022年7月20日 17時) (レス) id: 42e9661842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光璃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ninnjinnpo1/
作成日時：2022年7月7日 10時
