【MHA】役得�ぁ收ハぁ� ページ16
いつもと同じ瀬呂くんの笑顔、なのになんかドキドキするのはなんでだろう?熱のせいかな?そんな事を考えていると体温計が鳴り響いた。ごそごそと脇から取り出す。
「36度9分…」
「大分下がったな、良かった。でもそれくらいの熱って上がったり下がったりすっから油断禁物。今日は俺が送ってくぜ」
「え、でも瀬呂くん確か私の下りる駅より手前だよね?」
「体調悪い女子を1人で帰らす程酷い男じゃねぇよ。ゆっくりでいいから帰る準備しようぜ」
「…ありがとう瀬呂くん」
瀬呂くんは立てそ?と優しい声をかけながら私を起こそうと立ち上がり、大丈夫と返しながら自力で身体を起こした。今までもこう感じる事は沢山あったけど改めて思う。私は瀬呂くんが好きだ。飯田くんや障子くんみたいに体格が良いわけじゃないけど、腕が鍛えられててかっこ良かったり、髪がサラサラで綺麗だったり、いつもガヤばっかりだけどさっきみたいに優しく声をかけてくれたり、意外に身長が高かったり、やる時はやってくれる…素敵なところが沢山だ。そこでふとある疑問が頭に浮かんだ。
「そういえばリカバリーガールは?」
「今教員会議に出てるぜ」
「じゃあここには最初から誰もいなかったの?」
「?そうだけど」
「ここまで連れてきてくれたのが瀬呂くんで」
「おう」
「ベッドに寝かせてくれたのも瀬呂くん」
「おう」
「体温測ってくれたのは?」
「俺、だけど…」
「……それってつまり、」
「…帰る準備しよーぜー……」
「……!!!!!!」
私の予想は当たってる。瀬呂くんが体温を測ってくれたって事は、私の脇に体温計を入れたって事だ。いやいや待って待って待って!!!!
(瀬呂くんのエッチー!!!)
(いや緊急事態だし仕方なくねっ!?)
(それはそうだけど!そうだけどー!!!)
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渡邊(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます！対応させていただきました。 (2018年3月20日 22時) (
レス) id: 92fda3aa32 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 二次創作ならオリジナルフラグ外して下さいね (2018年3月20日 21時) (レス) id: 3317a5c9f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：渡邊 | 作成日時：2017年7月5日 17時
