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「 翔太、おいしい？ 」
渡辺「 やばい、まじでうまい 」
「 こういう屋台のってすごくおいしく感じるよね 」
渡辺「 な、なんでなんだろうな 」
「 不思議だよね 」
・
たまたま空いてたベンチに座ってラムネやら焼きそばやら
屋台で買ったご飯を食べて花火が始まるのを待つ。
翔太が焼きそばをうまいうまい言いながら
リスみたいにほっぺにたくさん詰め込みながら食べてて、
それがなんかかわいくて (笑)
かわいいねって写真を撮ったらちょっと睨まれちゃった。
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「 なんかカップルらしいね、私たち 」
渡辺「 なんだよ、今更 (笑) 」
「 だって、翔太じゃなかったらできなかったから、こんなこと
仕事理由にして諦めなきゃいけなかったから、
こうやって今、翔太とデートできるのすごく幸せ 」
・
翔太とこうやってこんな関係にならないまま、
ずっとただの幼馴染だったら。
私が翔太じゃなくて一般の人を好きになっていたら。
アイドルが仕事たからっていう理由で
カップルらしいことなんてなにもできなかったはず。
でも翔太のおかげでこんなに幸せなデートができてるから、
それがすごくうれしくて。
・
「 ありがとね、翔太 」
優しく私を見つめてくれる彼にお礼を言った。
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渡辺「 あ、 」
「 はじまったね 」
渡辺「 ん、 」
・
大きな爆発音とともに夜空に大きく花が咲く。
すこしでも離れちゃうとお互いの声が聞こえないから、
ぎゅっと距離を縮めて。
金色に輝く花火も、ハート型のかわいらしい花火も、
赤や青、緑の色がついたカラフルな花火も。
全部が全部綺麗だった。
・
渡辺「 A、 」
「 ん、？ 」
・
私の手の甲の上に手を重ねてた翔太がとんとん、と指で叩いて
翔太の方を向けば思ったより距離が近くてすこし照れちゃう。
そのままゆっくり翔太の手が私の頬にのびて、
親指の腹で優しく撫でられて。
翔太と目があったと同時に、
翔太の顔がゆっくりとちかづいてくる。
翔太の綺麗な顔をギリギリまで見つめて、私も目を閉じて。
また、来年も同じ場所に翔太と来れたらいいなって
願いを込めて翔太を受け止めた。
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ちなみ(プロフ) - パスワード公開は、いつ解除予定でしょうか？ (2022年8月6日 5時) (
レス) id: c09dd8ab47 (このIDを非表示/違反報告)
natsu - 初めましてm(*_ _)m今回この作品を見つけて昨日と今日で1から一気読みしてきました。しょっぴーの溺愛具合とか、ボロボロ泣きながらもここまで来ました(*^^*)これからも頑張ってください！！ (2022年8月2日 21時) (レス) id: 535e737665 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - 番外編も読みたいです🥺 (2022年7月23日 22時) (レス) @page31 id: fc26d0d9ad (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - aさん» いつもコメントありがとうございます！🥰今後とも恋人以上、恋人未満をよろしくお願いします！ (2022年6月16日 13時) (レス) id: 8226301fe1 (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - あざといさん» コメント何度もありがとうございます！☺️💙これからもマイペース更新ではありますがよろしくお願いします！ (2022年6月16日 13時) (レス) id: 8226301fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる。
| 作成日時：2022年3月7日 16時
