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今日はオフだから、と気持ちよくアラームをかけずに寝ていたら
ばたん、と鈍い音が響いた後、
がしゃん、となにかが落ちて割れる音がした。
こんな朝から騒がしいな、と他人事のように思って
また目を閉じようとするとAが泣いてる声が微かに聞こえて。
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渡辺「 A、？ 」
慌てて横を見てみたけど抱きしめてたはずの空間は空っぽで。
悪い予感しかしなくて慌ててベッドから飛び降りた。
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渡辺「 だいじょ……A！！ 」
大丈夫？の言葉を言い終わるより先に目に入ったのは、
ガラスが粉々になって、コーヒーらしき液体が散らばったところに
ぺたんと座り込んでパニックを起こしてるAの姿だった。
移動させたいけどこのままじゃAも俺も
ガラスで足怪我しちゃうし、火傷しちゃうから、
急いでスリッパを取りに行く。
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渡辺「 A？ もう大丈夫だから、遅くなってごめんな 」
「 っ、、、っ、、はぁ、、、いやぁ、、、こわ、、 」
渡辺「 A、とりあえずスリッパ履いて、
あっちで休もう…は、、 」
・
聞きたくないって片手で耳を塞いで
ぼろぼろ泣いてるAのもう片方の手をみてびっくりした。
だって大きめのガラスの破片を握ってたから。
あんなの痛いし、血が苦手なAからしたら
余計パニックになるに決まってるのに。
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渡辺「 A、その手開いて？ 俺と手繋ごう 」
「 っ、、はぁっ、、はぁっ、、んっ、、しょ、た、？ 」
渡辺「 そ、俺だよ、わかる？ もう大丈夫だからな 」
・
Aに声をかけてそっちに集中させて、
ガラスを離してやるとぎゅう、と抱きついてきた。
ちらっと一瞬見えた手のひらはやっぱり切れてて、
パニックになると自分を傷つけようとするAに
泣きそうになった。
・
渡辺「 A、ソファ行こうな、 」
「 っ、、っは、、はぁっ、、は、、ん、、、はぁっ、！ 」
渡辺「 大丈夫、大丈夫だから 」
「 っ、、しょ、、たぁっ、、はぁっ、、や、、はぁ、、 」
・
抱き上げた俺の肩に頭をぐりぐりして何かに怯えてる。
食器落としただけじゃないのかもな、
コーヒーも全部ぶちまけてたし。
具体的になにに怯えてるのかはわからないけど、
直感的にそう思った。
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ちなみ(プロフ) - パスワード公開は、いつ解除予定でしょうか？ (2022年8月6日 5時) (
レス) id: c09dd8ab47 (このIDを非表示/違反報告)
natsu - 初めましてm(*_ _)m今回この作品を見つけて昨日と今日で1から一気読みしてきました。しょっぴーの溺愛具合とか、ボロボロ泣きながらもここまで来ました(*^^*)これからも頑張ってください！！ (2022年8月2日 21時) (レス) id: 535e737665 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - 番外編も読みたいです🥺 (2022年7月23日 22時) (レス) @page31 id: fc26d0d9ad (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - aさん» いつもコメントありがとうございます！🥰今後とも恋人以上、恋人未満をよろしくお願いします！ (2022年6月16日 13時) (レス) id: 8226301fe1 (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - あざといさん» コメント何度もありがとうございます！☺️💙これからもマイペース更新ではありますがよろしくお願いします！ (2022年6月16日 13時) (レス) id: 8226301fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる。
| 作成日時：2022年3月7日 16時
