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『 あ、あの！！しょうたくん！！離してくれると…』
ずんずんと店から離れていき駅の方へと向かう翔太くん。
まさかこいつ帽子とサングラスだけで駅に近づこうとしてるの！？と思ったら焦りすぎて思わず出た言葉。
『 なべしょ！！！落ち着いて！！！！！！！！』
普通にオタクしてる時に呼んでる言い方で思わず静止をかけてしまいこちらを振り返って目を見開いてるなべしょこと渡辺翔太を見て後悔。
『 …すいません、ついオタクの呼び方が…』
「 A、俺のことなべしょって呼んでんの？しょっぴーとかじゃなくて？しょぴとかでもなく？」
『 翔太くんって、なんか、なべしょが1番しっくりくるなあ、と思ってて、ていうかあの、手…』
「 ははっ！！なにそれ。てか、ごめん腕いてぇよな。」
パッと手を離した翔太くんは少しだけ赤い私の手首を見て心底後悔したようになりさっきの笑いが嘘かのようにしょんぼりと耳下げた犬みたいな態度になる。
さっきからコロコロと表情も態度も変化してて本当に一緒にいて一瞬も飽きないしもっと知りたくさせる彼はきっと本当にアイドルに向いてるんだなぁと感心していた。
「 ごめん。家まで送りたいけど、さすがにキモいと思うし嫌だろうからタクシー呼んだから、それで帰って。」
申し訳なさそうに呟く翔太くんは私の知ってるなべしょじゃなくて。
気づけばこんなことを口走っていた。
『 翔太くんは？翔太くんはどうするの？』
「 え、ああ、俺は、歩いて帰るよ、大丈夫。」
『 だめだよ、阿部ちゃん明日早いって言ってた。翔太くんだって早いよね？一緒に乗って帰ろ。』
「 …え、」
『 とりあえずタクシー来たから、ね、乗ろ。』
翔太くんの腕を引っ張って無理やり隣に乗せて。
翔太くんの家を知るわけにはいかないから、申し訳ないけど自分の家の住所を伝えて。
その間何故か終始無言の翔太くん。
そして、私の家に着いたのでタクシーの人にお金を渡そうと思ったら翔太くんが何故か俺が出すと聞かなくて。
めんどくさいので、タクチケ渡してこの人の分までお願いしますと伝えて降りると翔太くんが止まる。
「 …え、あ、俺一緒に帰るんじゃない感じか…」
『 え？』
「 い、いやなんでもない。あ、連絡先。阿部に聞いていい？」
『 え、あ、うん、もちろん？』
「 ありがと。会えてよかった。おやすみ。」
口角をきゅっとあげて笑って去っていった翔太くん。
『 …それは反則だよ、』
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碧(プロフ) - のりぞーさん» 詳細までありがとうございます！ツンデレ後輩しょぴさんハッピーエンドかしこまりました！ハッピーエンドが一番素敵ですよね💐 (2月21日 0時) (
レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - まあさん» 詳細ありがとうございます。リアル設定の薬剤師ちょっと燃えますね！医療関係少し学んでましたのでできるだけリアリティ出るように頑張ります！ (2月21日 0時) (レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - ぴのさん» わかりました！！詳細に教えてくださってありがとうございます🫡 (2月21日 0時) (レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 何度も書込みすいません💦１つお願いを忘れておりました💦ぜひぜひリアル設定でお願いしたいのです！コレはマストで、よろしくお願いします！ (2月20日 20時) (レス) id: c613e7ffb3 (このIDを非表示/違反報告)
のりぞー(プロフ) - しょっぴーが会社の後輩くんで、とかどうでしょう!?どう (2月20日 19時) (レス) id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2024年2月13日 17時
