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翔太明日、21時までなんだけど
その後でもいい?
良ければ店は俺が個室予約しとく。
Aお願いします。
お店ありがとう。
そう翔太くんから連絡がすぐ返ってきてそんなことで嬉しくなる。
良くても悪くても明日で全て片付く。悪あがきみたいな片想いはもうやめよう。
そう心に決めて、眠る。
最後かもしれない翔太くんに会う日だからとびきりおしゃれしてメイクも完璧にしてナチュラルなカラコンまでつけて職場に行って残業なんて1ミリもしたくないから死ぬ気で仕事して。
定時前に終わってふと携帯を見ると翔太くんからメッセージ。
翔太仕事巻けて早く終わったからここで待ってる。
翔太地図
と店の場所が送られてきていて、心の準備がと思ったがそれよりも早く会いたくて定時きっかりに挨拶してオフィスを出る。
無意味にエレベーターの閉ボタンも連打する。
『 翔太くん。』
「 早かった、な、…おつかれ、」
『 あ、うん、ありがとう。え、なんか変かな？』
「 え、なんで？」
『 なんかじっと見たまま止まってるから…』
「 いや、かわいいな、って」
『 …え、…あ、ありがとう』
「 だーもう！！！なにのむんだよ！！！！」
可愛い。翔太くんが本当に愛おしい。そう思ったら口に出ていた。
『 すき、』
「 え、ハイボールが？」
『 ううん、翔太くんが。』
「 …は、？」
『 ごめん、迷惑なのわかってる。出会ったばっかりのこんな女に好かれたって恋人もいらないのに嫌だってわかってる。
でも伝えたくて。ほんとにごめんなさい。それだけ言いにきたの、』
途中から涙が流れて出てきて必死に弁解して鞄を掴んで出ようとした時に聞き覚えのある低音。
「 話がしたいって俺が最初に言ったんだから俺の話も聞けよ。」
振り返るとそこには真剣な顔をした翔太くん。
「 …俺だって好きだよ。Aがすき。恋人なんていらないって思ってた。自由にしたいって。連絡なんて面倒だって。でも、Aはそういう考えを吹っ飛ばせるほど好きなんだよ。
初めて会った時から、ずっと俺はAだけ見てた。」
『 …っ、恋人に、してくれるの、？』
「 なってくれなきゃ困るけど。」
『 ありがと、う』
「 いや、こちらこそ、っていうか泣きすぎじゃね？」
笑いながら潔癖のくせに自分の袖で私の涙を拭ってくれる貴方の恋人になれて良かったです。
Fin.
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碧(プロフ) - のりぞーさん» 詳細までありがとうございます！ツンデレ後輩しょぴさんハッピーエンドかしこまりました！ハッピーエンドが一番素敵ですよね💐 (2月21日 0時) (
レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - まあさん» 詳細ありがとうございます。リアル設定の薬剤師ちょっと燃えますね！医療関係少し学んでましたのでできるだけリアリティ出るように頑張ります！ (2月21日 0時) (レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - ぴのさん» わかりました！！詳細に教えてくださってありがとうございます🫡 (2月21日 0時) (レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 何度も書込みすいません💦１つお願いを忘れておりました💦ぜひぜひリアル設定でお願いしたいのです！コレはマストで、よろしくお願いします！ (2月20日 20時) (レス) id: c613e7ffb3 (このIDを非表示/違反報告)
のりぞー(プロフ) - しょっぴーが会社の後輩くんで、とかどうでしょう!?どう (2月20日 19時) (レス) id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2024年2月13日 17時
