・ ページ19
拗ねている渡辺を置いていくようにその後はさっくん、こーじくんを中心に質問攻め。
推しの目黒すらとても近い距離にいてやばいし鼻水出そうだし目のやり場にも困るしで助けを求めようと友梨を見るとひーくんと阿部ちゃんと談笑していて気づかれない。
佐「じゃあ、翔太と阿部ちゃんは連絡先持ってるの！？佐久間さんにも教えてよ！」
目「Aちゃんが良ければ俺にも教えてください。」
『 え！無理です無理ですダメです。私ただのファンなので、ここにいるのも夢みたいなんです！』
佐「夢ついでに教えてよ〜」
「 お前らその辺にしとけよ。」
まあまあうるさかったこの場が静まるほどの低い声を出した本人。
宮「 翔太。Aさんのこと送ってあげなよ。皆んなもそろそろ準備して帰る時間だよ。」
舘様のその一言に皆んなも納得したように離れていき、目の前には翔太くん。
「 行くぞ。送る。」
『 え、いや、大丈夫だよ、』
「 道わかんねえだろ。」
深「 なべは準備しなよ、阿部ちゃんが車出してくれるって。出口までは俺案内するから。ね。」
一瞬翔太くんは気に入らなそうにしたけどふっかさんの有無を言わさないその言葉に引き下がって。
私はそのままふっかさんと楽屋を出て出口に向かうことに。
友梨は阿部ちゃんが一緒に行くって教えてくれた。
深「 ごめんね。騒がしくて。質問あんなにされたら困るよね。」
『 いやいや、私こそなんか楽屋まで行ってほんとすいません。』
深「 それは阿部が呼んだんだし気にしないでよ。わら
それに、翔太があんなに女の子に感情出すの初めて見たかも。」
『 え？』
深「 まあさ、Aちゃん。俺らも含めて翔太も1人の男だから。アイドルとかそう言うの抜きにして一回翔太の気持ちにも自分の気持ちにも素直になって考えてみてよ。」
『 …いいんですかね、素直になっても。』
深「 いいんだよ。俺らだって人間だもん。大切な人がいたらもっと頑張れる。」
『 ふふ、それもそうですよね。考えが凝り固まってたかもしれないです。』
ふっかさんの言葉はずっと心に入ってきて私の心をほぐして素直にしてくれて。気づくと彼は私に顔を近づけていて。
深「 ねえ、Aちゃん。」
『 え？』
深「 翔太のこと、よろしくね。」
『 …////っ、はい、』
耳元で囁かれれば驚きと恥ずかしさで思わず顔が赤くなる。
その瞬間だった。
「 ふっかなにしてんの。」
あ、この低い声。今日で聴くのは2回目だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 602人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
碧(プロフ) - のりぞーさん» 詳細までありがとうございます！ツンデレ後輩しょぴさんハッピーエンドかしこまりました！ハッピーエンドが一番素敵ですよね💐 (2月21日 0時) (
レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - まあさん» 詳細ありがとうございます。リアル設定の薬剤師ちょっと燃えますね！医療関係少し学んでましたのでできるだけリアリティ出るように頑張ります！ (2月21日 0時) (レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - ぴのさん» わかりました！！詳細に教えてくださってありがとうございます🫡 (2月21日 0時) (レス) id: 096c743449 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 何度も書込みすいません💦１つお願いを忘れておりました💦ぜひぜひリアル設定でお願いしたいのです！コレはマストで、よろしくお願いします！ (2月20日 20時) (レス) id: c613e7ffb3 (このIDを非表示/違反報告)
のりぞー(プロフ) - しょっぴーが会社の後輩くんで、とかどうでしょう!?どう (2月20日 19時) (レス) id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：碧 | 作成日時：2024年2月13日 17時
