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『それでも人数差は大分あったかと思いますが...』
shk「まあ、一番最初に危惧されたことだけど俺らとしてはそれはあまり問題なかった。Nakamuは人望あったし、医療からの派生できりやんは科学兵器に詳しかった。スマイルは作戦立案が上手いし、Broooockの伝手で武器も手に入る。きんときは王に反感持ってる国民を集めるのに尽力してくれた。俺はNakamuの指揮で騎士団に突っ込んでいった。」
ふと、シャークん様の指が私の手の甲をなぞる。
細い指先が探し出すような素振りを見せて、絡められる。強く握られた手は少し痛かったけど、彼の話のその先を理解してしまったため、何も言わずにこの痛みを受け入れることにした。
shk「親父が最期に俺に言った。“その才能を王を護るために使っていれば、お前は兄を超えれたかもしれない。お前は最後まで家紋の恥だ”ってな。親父がそれを言い終わらないうちに首が斬られた。
Nakamuが斬った。俺にごめんって言いながら。....アイツが謝ることなんて何もないのにな。
それに俺は嬉しかった。あれだけ比べられて、勝てないって言われ続けた兄貴も倒せたし、親父に膝を着かせることもできた。呪いから解放された気分だったよ。すっげぇ虚しかったけど。」
シャークん様は目を閉じる。
追悼するように。ただ静かに。
shk「Nakamuは言った。“王なんて要らない。他国を貪り食って自分の腹だけ肥やす王は存在しなくていい。俺らが次に作る国は全ての国民が自分のやりたいことを自由に選択できる国にしよう。面白い国にしよう。白い狐が尾を揺らして足跡のない雪原を駆け回るみたいに。.....Ｗhite Teils。そうだ！面白い！尾も白い！！俺らの国はWT国だ！！”って｡だっせぇよな...だけど、俺らは妙に納得してWT国が出来上がった。
初めて国民の前に立ったNakamuは王が被ってた王冠を掲げて、その場でぶっ壊した。そして...」
俺らは国の上で胡坐をかき、民へ剣を向ける王にはならない！
この国とそこに住める民を護る主となる！権力を振りかざし閉じ込めるのではなく、自由の力を君に貸す主となる！！俺たちはこの国の基盤となる力を6人で分けて持つことにした。それぞれに与えた力と俺たちの力で面白い国を作ることを約束する！
shk「って叫んだ。初めはぽかん、ってしてた国民がきんときの集めた同志たちを引き金に一斉に盛り上がった。......あのときの光景はマジで忘れらんない。」
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そらと。(プロフ) - すみれいんさん» 1から読んだら色々ボロが出てくるから読まなくて大丈夫です！笑笑ほんとに全ての内容を忘れたあたりで読み返すことをおすすめします！ (2022年7月8日 10時) (
レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - そらと。さん» 続編読みました！いいですね、良いですね！少し時間がなく一から読み直されないのが悔やまれますが、いつか読み直したいと思ってます！ (2022年7月6日 13時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - すみれいんさん» 読み過ぎですｗｗｗｗ何回読んでも変わらないですからｗ続編楽しみにしててくださいｗ (2022年7月2日 13時) (レス) id: 212d629fae (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - そらと。さん» 50ページの最後が凄く気になりすぎてとりあえず200話だけ2回読みました。ありがとうございます。もう一度1から読んできます！！ (2022年7月2日 12時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - すみれいんさん» 読んでいただいてありがとうございます！そしてお疲れ様です！これからも更新頑張りますのでまた見に来てください！！ (2022年6月24日 8時) (レス) @page45 id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらと。
| 作成日時：2022年4月29日 23時
