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『いいえ、それでは貴方様が死にます。クローゼットに入るのは貴方様です。』
sm「なっ、言ってる場合か.....俺が死んでも、アイツ....捕まえられれば....っ....はぁ....問題ない」
『それが問題が大有りなんです。スマイル様が死ぬと皆さん悲しみます。
ただでさえぐっちゃぐちゃな国がさらにおかしくなるでしょう。』
腕の下に潜り込んで体を持ち上げる。
肩を貸してゆっくりとクローゼットに向かう際もピッキングか何かをしているのか
ガチャガチャという音が鳴ってバクバクと心臓が暴れている。
sm「馬鹿お前...俺ら2人この部屋、から、消えれば...いずれこの通路も見つけられる...」
『ええ、ですからこの通路を使うのはスマイル様だけです』
そうハッキリ言えば彼は目を大きく見開く。
sm「...死ぬつもりか？」
『いや、運が良ければ生きているかと...』
私を止めたいのか、クローゼットにかけていた手や足に力を入れて入ることを拒む。
そんな彼に向けて私は微笑みを浮かべた。
『さっき私を助けてくれたでしょう？これはそのお返しです。』
sm「は？あんなこと...何してる。」
彼の抵抗もそこそこに私はエプロンを脱いで、制服のボタンをどんどん外していく。
『ちょっとスーツお借りしますね。』
スマイル様は訝し気な視線を向けてくる。
sm「まさかお前、俺に成り代わる...つもり、か？どう考えても...お前じゃ無理、だろ」
クローゼットからスーツを拝借してパンツに足を通す。
履き終わればスカートを脱いでジャケットを羽織る。諸々足りないが一瞬の目くらましであればこれで十分だろう。
『スマイル様、どっちの傷が深いですか？』
sm「は？たぶん....腕の方が...」
『かしこまりました。じゃあ失礼します。』
腕を貫くときに裂けたスーツから覗く地肌は真っ赤に染まっている。
刃がめり込んだ傷口から鮮血が漏れ出ているのが確認できた。
sm「何すｒ...！！」
腕を前に突き出させて顔を近づける。
鉄の匂いが鼻腔に広がって、生暖かい水の感触が口元を覆った。
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そらと。(プロフ) - べあー。さん» コメントありがとうございます！楽しんで頂け光栄です！！更新頑張ります✨影とは言わずゴリゴリ前面で応援してくださいwよろこびますw (2022年4月29日 0時) (
レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
べあー。(プロフ) - 初コメ失礼します、！主様の作品とても好きです…。見る度にドキドキするようなストーリーで最高…これからも更新頑張って下さい！陰ながら応援させていただきます。 (2022年4月28日 21時) (レス) @page50 id: 17a9fb7c09 (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 睦月凛月さん» コメントありがとうございます！！とても嬉しいです！！表現褒めて頂けて光栄です✨更新頑張ります！ (2022年4月15日 17時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
睦月凛月(プロフ) - 最近読み始めたばかりだったのですが、世界観や設定が面白くて手が止まりません...!!!特に文章表現が美しく一瞬で惹き込まれました！これからの展開が楽しみです！応援してます！ (2022年4月15日 1時) (レス) id: 7b0725ea3a (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 仇花さん» えええ！！！嬉しいです！！！Twitterの名前はソラヌンティヌス@そらと。でアイコンは真っ白に縦書きで文字書いてます！！！@sorato_0720です！！！！ (2022年4月13日 15時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらと。
| 作成日時：2022年3月27日 22時
