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夜も落ちきった深夜2時半。
小さな明かりが仄かに部屋を照らす。
それを囲うように椅子に座る4人の影。
shk「まぁ、予想通りっちゃ予想通りだな...」
na「うーん、元々そんな社交的じゃないし十分あり得る」
kr「..........」
きりやん様を含めた3人の君主様は大きく頷いた。
『となると懐柔はかなり困難なのでしょうか？』
na「そんなことはないと思う。これはスマイルがそこまで外部の影響を受けてない前提で話すんだけど、あいつの興味さえ引ければ入り込む余地は全然ある。
単純に自衛で引きこもってるパターンならね。
でも、俺みたいに敵意を感じて不安になったところに追い打ちで薬を入れられてるんだったら結構キツイかもなぁ。」
頭に手を当てながら唸るNakamu様にシャークん様は目を向ける。
何か言いたげに口を開いたかと思えばためらいがちに口を閉じた。
na「んだよシャケ。なんか言いたい事あんの？」
それに目ざとく気付いたNakamu様は遠慮するなとシャークん様を促す。
遠慮がちに目線を落としていたシャークん様は膝の上で手を組みながら再び口を開く。
shk「あー、いや。Nakamuって薬とかどこまで効いてたんかなって思って」
あぁ、それは私も気になっていた。
常時不信が募っていること、そこから引き起こされる不眠症、不安症。
それらを引き起こしていたNakamu様。
でも私の見ている限りだと普通に業務は行っていた。鎖国気味になっていたから外には出てないけど
輸入出関係の書類や世界情勢の書類をチラッと見た気がする。
na「んあー、そうだなぁ...シャケとかきりやんみたいに意識がボーっとするまで行ったのは結構最近だったよ。一回倒れてから体調悪くなって薬増やされてからだから...ここ1週間ってとこかな。」
『.........』
身に覚えのある言葉にあの時の光景がフラッシュバックされる。
小さく手を握っているとブラウスの袖がキュッと引っ張られた。
kr「..........」
顔を向ければこちらを見て瞬きをするきりやん様と目が合った。
なんとなく励ましてくれてるように感じて微笑みを返す。
na「確かに俺の部屋でもお香を焚いたわ。よく寝れるようにリラックス効果のあるものって聞かされてたからあんま疑ってなかったけど、今思えばあれ焚くとよく夢見んだよなぁ。
よく寝れんだけど、いい夢も悪い夢もよく見てて結構神経使ってたかも」
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そらと。(プロフ) - べあー。さん» コメントありがとうございます！楽しんで頂け光栄です！！更新頑張ります✨影とは言わずゴリゴリ前面で応援してくださいwよろこびますw (2022年4月29日 0時) (
レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
べあー。(プロフ) - 初コメ失礼します、！主様の作品とても好きです…。見る度にドキドキするようなストーリーで最高…これからも更新頑張って下さい！陰ながら応援させていただきます。 (2022年4月28日 21時) (レス) @page50 id: 17a9fb7c09 (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 睦月凛月さん» コメントありがとうございます！！とても嬉しいです！！表現褒めて頂けて光栄です✨更新頑張ります！ (2022年4月15日 17時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
睦月凛月(プロフ) - 最近読み始めたばかりだったのですが、世界観や設定が面白くて手が止まりません...!!!特に文章表現が美しく一瞬で惹き込まれました！これからの展開が楽しみです！応援してます！ (2022年4月15日 1時) (レス) id: 7b0725ea3a (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 仇花さん» えええ！！！嬉しいです！！！Twitterの名前はソラヌンティヌス@そらと。でアイコンは真っ白に縦書きで文字書いてます！！！@sorato_0720です！！！！ (2022年4月13日 15時) (レス) id: bc516da084 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そらと。
| 作成日時：2022年3月27日 22時
