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クソガキ 12 ページ14
本部で慶のレポートを手伝ったあと、ご飯を食べている時だった。
突然基地内に警報が鳴り響き、私たちのスマホに緊急連絡が来ていた。
「…………遂にか………」
私はスマホの画面を見て食器を流しに持っていった。
「慶、早く支度しな」
「えー…」
慶は悪態をつくと味噌汁を飲み干した。
「もっと味わって食べたかった」
「帰ってきたらまた作ってあげるよ。」
私はS級隊員だからとりあえず待機だ。だけど慶は直ぐに出撃しなきゃいけない。
「行ってらっしゃい。」
「あやめさんも早く出撃しろよな」
「それはどうかしら」
慶は戯言を言いながら廊下をダラダラと歩いていった。
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作者名：姫蘭華 | 作成日時：2019年12月31日 23時
