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週が明けた月曜日
廉と出会ってから丁度一週間が経過した。
一週間の出来事とは思えない程濃い内容ばかりで
その七日間だけで廉との距離はグッと近くなった。
教室まで歩いていると後ろから名前を呼ぶ声。
「 おはよ 」
眠そうな勇太が隣にやってきた。
一瞬で金曜日の放課後に呼び出されていたことを
思い出してしまい、挨拶をしてすぐ視線を逸らす。
「 あれ？前髪切った？ 」
そんなのお構いなしに話しかけてくる勇太は
軽率に私の前髪に触れて首を傾げる。
「 切った 」
「 やっぱり。いつもは見える眉毛が隠れてる 」
「 でもほんの少しだよ。よく気付いたね 」
「 分かるよそれくらい 」
得意げに話す勇太の髪色は
いつもより明るくなっているような気がした。
「 勇太も髪染めた？ 」
「 気付いた？親にもバレなかったのに 」
「 分かっちゃった 」
「 毎日俺の後ろ姿見てるだけあるわ 」
授業中、考え事をする時に勇太を見る癖が
後ろを見なくても感じる視線で気付いていたのか。
教室に入って自分の席に座りリュックの中から
持ち帰ったワークやテキストを取り出す。
それらを机の中にしまっていると近くにいた女子が
��勇太〜告られたんでしょ？付き合った？��
と前に座る勇太のそばにやってきて問いかけた。
��告られたけど付き合ってねえよ��
��えー。あの子凄い可愛いのに��
��可愛かったとしてもあんま話したことないし��
��じゃあなに、他に好きな人でもいるの？��
��いてもいなくても関係ないだろ��
��あ、それっている反応だ！誰？教えて��
��しつこいなあ、教えるわけない��
��やっぱりいるんだ。気になるな〜��
途中で他の友達に呼ばれた女子は聞きたそうに
その場を離れていく。
気まずい雰囲気が流れて気軽に話せなかった。
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しおり(プロフ) - 永瀬落ちだと思って読んでたけどもしかして神宮寺落ちなパターンだったりしますか…？ (2020年10月12日 9時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - ワタシスキナヒトガイルノって何語ですか…？オイシイノ？（は？） (2020年10月8日 22時) (レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと | 作成日時：2020年10月5日 18時
