戦いの果てには何がある… part８『ダンボール戦機ウォーズ』 (ページ3)

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語りつがれるもの４ページ3

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ｻｸﾔ｢ＬＢＸってことは機械工学かな？｣

ユノ｢歴史の方がいいんじゃない？｣

ｻｸﾔ｢ああ…、そうかも｣

ｱﾗﾀ｢なになに？『部下に気に入られるリーダーであるために』これハルキに買ってってやろうぜ｣

A｢本当だ！ハルキ君にぴったり。ふふっ｣

ハルキにぴったりの本を見つけ Aもクスクスと笑っていた。

ｻｸﾔ｢アラタ A もっと真面目に探してよ｣

ｱﾗﾀ｢あ― はいはい｣

A｢本も埃だらけでやんなっちゃう｣

ユノ｢うーんＬＢＸ関連の本って意外と置いてないね｣

ｻｸﾔ｢うん… 困ったね｣

中々思ったものが見つからないAたち。

ｱﾗﾀ｢もっと別なとこにあるんじゃないの？例えばこの辺りとか

おっ！ビンゴ『ＬＢＸ回顧録』山野淳一郎｣

ｻｸﾔ｢え… 山野淳一郎博士の!?｣

ユノ｢誰？それ｣

A｢さあ？｣

ｻｸﾔ｢３人とも知らないの？｣

ユノ／A／ｱﾗﾀ
｢うん｣

アラタが手にとった回顧録山野博士と言う言葉に食い付くサクヤがいた。

ｻｸﾔ｢ＬＢＸを最初に開発した人だよ！その山野博士の本だったらきっと論文のテーマに沿ったことも書かれてるはずだ｣

ｱﾗﾀ｢じゃあ買おうぜ！あれ？値段がついてない｣

A｢無料なのかな？｣

ユノ｢それはさすがにないと思う｣

ｱﾗﾀ｢すみませんこれいくらですか？｣

A｢寝てるね… しかも爆睡してる。｣

店員さんのおじいさんを呼んでみるが無反応。

ｱﾗﾀ｢すみませ――ん！！｣

店員｢わあああっ!?｣

バダンッ

店員｢ああ… ビックリしたわい。驚いて永遠の眠りにつくところじゃった。何じゃね？｣

ｱﾗﾀ｢この本いくらですか？｣

店員｢これはさっき買い取ったばかりの本じゃな。おおまけにまけて５０００クレジットかの｣

A／ユノ／ｱﾗﾀ／ｻｸﾔ
｢ええ―っ!?

５０００クレジット!?｣

ユノ｢そんなに高いの!?｣

店員｢状態のいい貴重本じゃからな。これでも大サービスじゃ｣

普通ならどれくらいなんだよと突っ込みたくなるのを抑える一同。

ｱﾗﾀ｢全然足んない｣

ｻｸﾔ｢僕も｣

ユノ｢私も｣

A｢同じく｣

ｻｸﾔ｢四人合わせても１０００クレジットくらい足りないね。｣

ｱﾗﾀ｢あ― こんなことならパフェなんて食べるんじゃなかった｣

A／ｱﾗﾀ
｢はあ…｣

店員｢５０００クレジットないなら売れんの｣

ｱﾗﾀ｢学生が試験の論文で困ってるんだからまけてくれてもいいじゃん！｣

店員｢ダメじゃ！｣

ｱﾗﾀ｢そんな～あ、そうだ。ヒカルに頼もう！｣

そしてアラタたちはヒカルにクレジットを貸してもらうたむ寮に向かった
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