ここだけの話* (nkmkir) ページ8
side nkm
kir「あー...」
nkm「どうしたの？」
kir「もー起き上がれない...」
俺の膝元に溶けた様に抱きつくきりやん。
大きな猫ちゃんに体を縛り付けられているようで幸せだ。
ふわふわのくせっ毛を撫でたらゴロゴロと喉がなりそうな程唸っている。
kir「んんﾞ〜...ん...もっと撫でて...」
撫でるのをやめたらこれだ。
可愛すぎるだろ...！
nkm「撫でられんの好きなの？」
kir「すき...なかむの手、あったかい...」
nkm「そっかそっか」
きりやんって、視聴者達から見たら面倒見が良くて、しっかり者、みたいな印象があるのかな。
でも俺の前だとほとんど真逆。
ずっと俺にベッタリで何もしたくないって甘え倒してくる。
本当に可愛くてつい俺も甘やかしちゃう。
お兄ちゃんスイッチ入っちゃうんだよなぁ...
彼氏なんだけどな。
kir「なかむ、眠くなってきたぁ...」
完全に俺に気を許しちゃってるな。
あんまり信用しちゃダメだよ。
nkm「きりやん、ここだけの話なんだけどね？俺、やんの彼氏なんだよね」
kir「知ってるけど...？」
nkm「じゃあ、そんな無防備な顔されたら、何されても文句言えないよな？」
kir「んぇ...？」
完全に寝に入ろうとしていたきりやんの手から外した眼鏡を奪って机に置く。
ふにゃふにゃの頭で何されたかちゃんと理解してよね。
kir「んん...？ん、ぅ...んんっ、ん...ふ...ぁ...」
nkm「俺はやんのお兄ちゃんじゃないから、素直に寝かしてあげない」
kir「な、かむ...！ばか...！」
好きなだけ言えばいいさ。
ここだけの話、今日は1日、きりやんは俺のもの。
#吸血鬼(kin×kir)→←君の好きなとこ* (smkin)
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