こっちの気持ち* (nkm+sm×kin) ページ39
side kin
sm「なにふざけたこと言ってんの?」
nkm「こっちのセリフですけど?w」
俺は、何を見せられてるんだ。
sm「どう考えてもきんときは俺のことが好きです。顔見りゃわかんだろ」
nkm「は?きんときは俺のことが好きなんですけど。態度が違います」
うん。
どっちも普通に好きです。
しょうもない喧嘩すんなよ。
顔も態度も一緒だわ。
sm「きんときはどう思う?」
kin「え?俺に聞くのそれ」
nkm「答え教えてよ」
kin「...それってつまんなくない?」
考えずに答え聞いてスッキリする?
俺はするけどつまんないから取り合って貰うことにしました。
sm「なるほど。結論出せってことか」
nkm「結論出てるじゃんもう。きんときは俺のこと好きって」
sm「そのアホみたいな結論を仕舞え」
おー、いいぞいいぞ。
もっとやれもっとやれ。
nkm「じゃあどうすんの?」
sm「ちょうどわかりやすいテスターがあんだから、きんとき照れさせた方が勝ちでいいだろ」
kin「今人のことテスターっつったか?」
待って引っかかるとこ間違えた。
物騒なこと言ってたよねさっき。
nkm「じゃあ俺からね」
kin「いや良いって言ってな...」
nkm「ねぇ、俺のこと好き...?」
手を握って上目遣いで目を合わせるなかむ。
暴力的なまでの可愛さ...
だが、ここで照れてたまるか。
kin「好きだよ」
nkm「っ...うん。俺も好き。大好きだよ」
kin「俺もだよ」
sm「はい終わり」
nkm「なっ...!なぁんでだよ!」
耐えきった...
もう1回あんの...?
sm「俺の番。きんとき」
kin「ぁ...」
すり、と耳に寄せられる頭。
後ろから抱きつかれて逃げられない。
sm「ふふ...かわいい」
kin「んん、どうも...」
sm「こっちみて?」
髪に通る指に撫でられて、仕方なく声の方へ顔を向ける。
目を合わせられて、ゆっくり顔が近づいて...
nkm「ストップ!!だめ!!」
sm「ッチ...もうちょいだったのに」
nkm「俺はしなかったんだからズルだよそれ」
sm「なんのことだか」
あぶねぇ...
流されるところだった...
nkm「引き分けだけどどうすんの」
sm「答え聞く?」
kin「え?あぁ...」
これの為に耐えたんだから、せいぜい効いてくれよ。
2人の手に指を絡めて、手の甲にキスをする。
kin「俺はどっちも好きだよ」
sm「なかむ、一旦休戦だ」
nkm「当然。こんなことされちゃったらねぇ」
sm「逃がせないよ」
繋いだ手が強く繋ぎ直される。
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