#地球最後の(shk×br) ページ35
6000hit ありがとうございます!
つららからの無茶振りダヨ ↓↓↓
────────────────────
※死ネタ・曲パロ
shk side
「大人になりたくね〜」
大人たちに嫌気がさしたことがあった。その場の流れで言っただけ、ほんの軽い冗談のつもりだった。
しばらく生きていてふと、不可解なことに気が付いた。
俺だけ時が止まってる…?
俺の身体は齢16で成長を止めてしまった。
これはきっと相当タチの悪い神様からのプレゼントなのだろう。
おせっかいで的外れ。俺はそんな神様を信じるのをやめた。
一年が経過した。
齢17の年、恋をした。
クラスメイトでいつもふざけてばかりの明るい彼に恋心を抱いた。
「ねぇねぇシャークん!」
「どうした?ぶるーく」
こんな何気ない会話ができるだけで満足で。
俺の片思いは大事に隠した。
それから幾年もの月日が流れた。
「ねぇねぇ、これ買お?」
「え!ウチら最強じゃん!」
「なんかいいね こういうの」
あれから何年経ったのかわからない。
お揃いで買ったキーホルダーも、一緒に勝ち取ったあの感動も、あの日二人で見た綺麗な夕焼けも、今となっては全て記憶上のものになってしまった。
灰になってから気付いたよ。
どれだけ願ってもお前はもう帰ってこないって。
俺は不死身だから、お前に付いて行けないから、拒絶されるのがずっと怖くて言えなかった。
臆病な自分のままで、気付けば居なくなってた。
でも今なら伝えられる。
「ぶるーく、俺さ」
君に、地球最後の告白を──。
─────────────────────
担当しましたみやびです。
改めまして 6000hit ありがとうございます!
まさかここまで伸びるとは思ってませんでした。カンムリョー(感謝)
無茶振り短編はいかがでしたかね…。
お互い うわーッ!!と頭を抱えながら書いておりました。shkbrだったのが救いでしたが、曲パロは難しいのです。(でもリクエストいただけたら喜んで書かせていただきます)
これからもぜひ暖かい目で見守っていただけるとうれしいです。V♡
47人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ