白衣の天使* (nkmkir) ページ32
勝手にみやびの小説からnkmkir書きます。
一方通行の中のnkmkir (うっすらsmkin)
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side kir
おはよう、Dr.きりやんだよ。
という訳で今日は文化祭だよー！
俺のクラスは俺発信で科学実験をテーマに演し物を作った。
同じクラスのスマイルも理系なので簡単で子供にも大人にもウケそうな実験を幾つか考えた。
衣装も実験に携わる奴らはみんな白衣を着て雰囲気バッチリ。
sm「胡散臭い」
kir「お前が言う？w白似合わねぇなお前w」
sm「自分が1番わーってるよ...」
理科室で実験材料を並べて、後は開始を待つのみ...
知ってる？
なかむのクラスって執事喫茶やるんだって...
似合わないわけないよねぇ知ってるまじで楽しみなんだよね...
超かっこいいのわかってて心臓潰されに行くの？
それはそれであり。
sm「気合い入れろ。そろそろ開始時間来るぞ」
kir「うーっす」
あー、今頃着替えて執事になってんだろうなー！！
休憩時間絶対行く。
kir「やぁ！Dr.きりやんの研究室へようこそ！」
本番一発目。
体験型の演し物よりか屋台や喫茶みたいな演し物の方が人気だと思ってたんだけど、そうじゃないらしい...
どうやら俺たちのクラスは予想を上回る盛況ぶり。
めちゃくちゃありがたい悲鳴だけど休憩時間...ある...？
sm「おつかれ」
kir「とりあえず休憩来てよかったよ...」
sm「行くんだろ？」
kir「うん。スマホ見たらLINE入ってた」
sm「俺も途中まで着いてく」
意外。
一緒に来ると思ってたのに。
kir「そ」
それならそれでいいけども...
あーまじで楽しみすぎ！！
本人には絶対言えないけどね。
なんて思ってたら、行き道で執事服に着られている男を発見。
kir「おぇ？きんときじゃん」
kin「あ、おつかれ」
気の抜けた返事をするきんとき。
俺らのところも忙しかったし、同じかそれ以上にきんとき達のところは忙しかっただろう。
特にきんときは人気高そうでより大変だろうな。
kir「今からお前らのとこ行こうとしてたのに」
kin「今からか」
kir「きんときは？」
kin「俺は休憩中」
kir「なるほどね」
にしても喋らねぇなスマイル。
代わりに褒めてやろう。
kir「似合ってんじゃんきんとき」
kin「なに急にきしょいなー...」
人の好意を無下にすんなよ。
まぁいいけども...
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