ご都合主義の猫ちゃん* (smkin) ページ27
猫の日なので猫化です(ケモ耳尻尾あり)
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side sm
猫って、可愛いよな。
でも...
kin「んみゅ...」
人間が猫になる訳ないよなぁ...？
kin「んん...すまいる...？」
が、目の前にいるのは紛れもなく俺の恋人のきんときであり、頭から猫の耳を生やして服の中で窮屈そうに動く尻尾が見え隠れしている。
え？
何が...？
kin「おはよー」
立ち上がらず四つん這いで俺に頭を擦り付けるきんとき。
猫の動画で見たことある仕草だ...
kin「...あれ...？え...？待って、今のなし」
自分がしたことが普段と違うと気付いたのか真っ赤な顔で訴えてくる。
どうやら普段と同じ羞恥心は残っているようだ。
そういうところが余計に可愛くてダメだ...
sm「無理。なしにできない」
kin「うわぁ...もうやだ...」
sm「いいよ。好きなだけマーキングすれば？」
kin「っ...あーもういい！お前覚えとけよ...！」
そう言いながら俺の膝の上に座るきんとき。
対面じゃないから後ろしか見えないが、窮屈そうな尻尾を服から出してやればビクッと肩が跳ねた。
見えなくても顔が想像出来てしまう。
kin「不用意に触らないでもらっていいですかね？！」
sm「ごめん」
kin「...なんで俺こんなになってんのマジで...」
sm「さぁ？可愛いからなんでもいいよ」
kin「良くないですけど？」
感情を表すように俺の胸を尻尾がふわふわと叩く。
抱き締める感覚は普段と変わらず、違うと言えば間にある尻尾くらいで。
sm「ねぇ、こっち向いてよ」
kin「...むり」
sm「なんで？」
kin「そっち向いたらキスするだろ...」
当然だ。
猫だろうが猫じゃなかろうが、こんなに愛らしい恋人に口付けたくならない奴はいないだろう。
きんときってそんなにキス嫌がってたか...？
いつもはあんまり気にしないのに...
sm「だめなの？」
kin「っ...いま、舌ザラザラだから...」
なんだよそれ。
暗に試してくれって言ってるみたいで余計に気になるんだけど。
sm「大丈夫だから、こっち向いてよ」
kin「...ん...」
ゆっくり回って向き合う形で俺の膝に座り直すきんとき。
kin「しない？」
sm「そんなに嫌？」
kin「スマイルが、怪我しちゃうかもしんないのが...嫌」
そんなこと言われたら怪我してでもしたくなるだろ。
わかってないなぁきんときは。
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つらら連続すみません...
#名前(br×kir)→←あれだよあれ！* (nkmkir)
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