#取り合い(kir&br×shk) ページ12
shk side
「シャークんが好きなのは僕だから!」
「いや俺でしょ。妄言乙」
バチバチしてるこの二人は俺の取り合いをしているらしい。
言ってしまえば二人とも恋愛的に見れたことないんだけど。
なぜかどっちかが好きなのは確定してるらしく、俺の取り合いが始まってしまった。
「ならゲームで決めようよ。負けたらシャークんのこと諦めてよね」
「やってやんよ、負ける気しねぇわ」
勝手にゲームで勝敗を決めることになってしまった。
え?俺勝った方と付き合わなきゃダメなの?意味わからん。
不満タラタラの中始まったのは実力が分かりやすいインフィニトリ。
『Free For All』というバトロワモードで10キル取った方が勝ち、というルールで俺を賭けたゲームが始まった。
「ッチ」
「はい下手くそ〜!僕の方が上手い〜w」
「うるせぇカモ!!」
「あ゙ぁ!…!お前もな!!」
「はぁ!?後ろにリスポすんのズルいだろ!!」
「後ろ見ない方が悪いんです〜、はいカモ乙」
バチバチとした試合はしばらく続いた。
さっきのキルでついに9対9になった。
「お。接戦ですね〜」
「やばいやばいってマジで!、!」
「きりやんく〜ん?どこですかぁ〜?w」
「後ろだよバーカ!!」
「っ、!!」
終了の花火の音が鳴り、画面に表示された文字は『KiriyanWT』だった。
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